《成金 ゴブリン/Upstart Goblin》
通常魔法 (1):自分はデッキから1枚ドローする。 その後、相手は1000LP回復する。
Magic Ruler −魔法の支配者−で登場した通常魔法。
自分が1枚ドローする代わりに相手のライフポイントを回復する効果を持つ。
多少のライフ・アドバンテージを与えてしまうが、《八汰烏の骸》や《強欲な瓶》と違い即座にドロー可能なので、1ターンキルデッキやロックデッキで重宝する。
特に相手のライフが関係ない特殊勝利デッキでは必須カードとなる。
中でも【エクゾディア】ではドロー加速とデッキ圧縮を兼ねるため、抜きん出て重要なカードである。
ビートダウン系のデッキでも、【未来オーバー】等のオーバーキルに達するほどのダメージを与えるタイプのデッキなら採用を検討できるだろう。
逆に、総ダメージが初期ライフを僅かに越えるタイプの1ターンキルデッキにおいては、相手を仕留め損なう危険性が高い。
また、《ソウルテイカー》と同様に【自爆スイッチ】や【シモッチバーン】での相性も良い。
【シモッチバーン】においては、1ドローして相手に1000ダメージ与えるという強力なバーンカードと化す。
《活路への希望》・《自爆スイッチ》といった、発動条件にお互いのライフポイントの差を要求するカードとの併用も考えられる。
ライフ・アドバンテージの損失さえ許容すれば状況を選ばず気軽に使える魔法カードとして、魔法カードを使うこと自体に意味のあるデッキとも相性が良い。
墓地の魔法カードの枚数を参照する【閃刀姫】や、魔法カードの発動をトリガーとするカードの多い【魔力カウンター】での採用も考えられる。
- 02/05/01にて、【エクゾディア】を抑制するためか制限カードに指定された。
05/03/01にて、準制限カードに緩和される一方で、【エクゾディア】のキーカードである《苦渋の選択》が禁止カードとなった。
その後、07/03/01にて制限解除となった。
- 海外では16/04/11にて再び制限カードに指定されている。
同改訂では《チキンレース》も禁止カードになっている。
おそらく、先攻1ターンキルを狙う【マジエク帝】で《チキンレース》と共にフル投入されていたのが原因だろう。
- 前述の通り1ターンキルでこのカードを採用するか否かはデッキタイプによる。
ビートダウンで1ターンキルを達成するデッキは基礎攻撃力や無限ループの有無によって総ダメージが8000前後かそれを大幅に上回るかで二極化している。
マスタールール2以降は《エフェクト・ヴェーラー》などの台頭もあって前者のデッキが増えたため、このカードの採用率は落ち込んだ時期もあった。
現在は展開力が更に増したこともあり、デッキによって採用の有無は異なるため一概に言えることではなくなっている。
- 「その後」なので、ドローをトリガーとする「時の任意効果」はタイミングを逃す事になるため発動できない。
- イラストのゴブリンは、《戦士ダイ・グレファー》のように多数のカードのイラストに登場している。
《バブル・クラッシュ》・《大暴落》で一気に貧乏人となって以来《壺盗み》をして《盗人ゴブリン》と呼ばれるようになり、《セカンド・チャンス》を申し出たりと貧乏街道まっしぐら。
しかし、まっすぐに生きていく決心をし、《闇の量産工場》などで真面目に働いているようだ・・・・・・が、時折以前の盗み癖が顔を出す事も。
このカードは、そんなゴブリンのかつての「幻想の富」を描いた姿である。
ちなみに、その歴史は以下の通り。(一部しかマスターガイドで紹介されていないため、多少前後している可能性もある)
- 《成金ゴブリン》 Magic Ruler −魔法の支配者−(MR-33)
見ての通りの成金。品性も低そうである。 - 《必殺!黒蠍コンビネーション》 闇魔界の脅威(305-045)
マスターガイドによれば、彼は黒蠍盗掘団に金品を盗まれた経験があるらしい。 - 《報復の隠し歯》
恨みを買ったのか、《必殺!黒蠍コンビネーション》にも描かれている、刃物を隠し持った《インプ》らしい部下とおもわしきモンスターに刺されようとしている。 - 《ポリノシス》 CROSSROADS OF CHAOS(CSOC-JP074)
花粉症に悩まされているのか、くしゃみをしている。 - 《バブル・クラッシュ》 Mythological Age −蘇りし魂−(MA-42)
バブルが崩壊。その結果、貧乏に成り下がる。
黒蠍盗掘団のせいか、この頃から服に継ぎ接ぎや損傷がある。 - 《大暴落》 SOUL OF THE DUELIST(SOD-JP054)
株やら小豆相場やらが大暴落し、極貧生活に。 - 《セカンド・チャンス》 Mythological Age −蘇りし魂−(MA-35)
物乞いをして、かつての自分のような金持ちから金を恵んでもらう。 - 《壺盗み》 黒魔導の覇者(303-037)
骨董品屋から強欲な壺を盗む。 - 《盗人ゴブリン》 天空の聖域(308-045)
《物資調達員》から強欲な瓶を盗む。 - 《強欲ゴブリン》 闇魔界の脅威(305-012)
上記で盗んだと思われる強欲な壺と強欲な瓶を抱えている。 - 《検問》 ザ・ダーク・イリュージョン(TDIL-JP080)
物資調達員の荷車に隠れて王宮の城下町へと乗り込もうとしているが、検問で見つかりそうになっている。 - 《闇霊術−「欲」》 PHANTOM DARKNESS(PTDN-JP070)
イラストには登場していないが、マスターガイド2によれば壊れた強欲な壺を使って儀式を行っているようだ。
《パニック・シャッフル》(後述)のイラストからすると、《闇霊使いダルク》に儀式を行わせていたのだろうか。 - 《パニック・シャッフル》(アニメオリジナルカード)
《闇霊使いダルク》の力なのか《強欲な壺の精霊》が渦を引き起こしており、吸い込まれようとしている。 - 《罰則金》 PHANTOM DARKNESS(PTDN-JP080)
壺を盗んだ店の店主に捕まり、罰則金を払わされるハメに。 - 《キャッシュバック》 ABYSS RISING(ABYR-JP078)
店主の怒りを買い、罰則金の受け取りを拒否される。 - 《おねだりゴブリン》 ネクスト・チャレンジャーズ(NECH-JP044)
《強欲で謙虚な壺》を握りしめ、物をねだっている。 - 《王宮の牢獄》 ORDER OF CHAOS(ORCS-JP079)
牢獄に捕らえられている姿が確認できる。 - 《闇の量産工場》 SOUL OF THE DUELIST(SOD-JP037)
上記の出来事がきっかけか、改心して真面目に働きだす。 - 《盗み見ゴブリン》 GENERATION FORCE(GENF-JP062)
過去の盗み癖はまだ治っていなかったようだ。 - 《ゴブリンのやりくり上手》 FLAMING ETERNITY(FET-JP054)
相変わらず貧しいものの、貧しいなりに頑張っている。 - 《ゴブリンのその場しのぎ》 SHADOW OF INFINITY(SOI-JP059)
貧しさゆえに、金策は自転車操業のようである。 - 《差し戻し》 GALACTIC OVERLORD(GAOV-JP075)
売りつけた強欲な壺の差し戻しを要求されている。 - 《見世物ゴブリン》 COSMO BLAZER(CBLZ-JP067)
見世物をして小金を稼ごうとしているが、失敗している。 - 《一点買い》 JUDGMENT OF THE LIGHT(JOTL-JP069)
見世物ではやっていけないと思ったのか、こちらで儲けようとしている。 - 《無償交換》 CODE OF THE DUELIST(COTD-JP078)
《一点買い》で購入した《強欲で謙虚な壺》と《強欲で貪欲な壺》を交換しようとしている。 - 《キャッチ・コピー》 IGNITION ASSAULT(IGAS-JP076)
《無償交換》で入手した《強欲で貪欲な壺》を(恐らくは《強欲な壺》と偽って)売却しようとしている。 - 《臨時収入》 クラッシュ・オブ・リベリオン(CORE-JP079)
壺を売って金を手に入れているが、その壺は《一点買い》で買ったものではなく、《盗み見ゴブリン》で見ていた……。
- 《成金ゴブリン》 Magic Ruler −魔法の支配者−(MR-33)
- 追い剥ぎや押し売りや小役人をしているゴブリンとは別人と思われる。
- 「成金」とは、急激に財産を築き上げて金持ちになった者を指す言葉。
由来は将棋で敵陣に侵入した弱い駒が強力な金将に成ることから。
多くの場合、「金持ちではあるが、金持ちとして持つべき品性や礼節を欠いている」という意味を込めた蔑称として使われる。
- 原作・アニメにおいて―
アニメ5D'sの「ジャックvsガロメ」戦においてガロメが使用。
彼の戦術の核となる永続罠《無限ローン》をドローしつつ、自分のライフが相手より少ない時特殊召喚できる《ヘル・トレーダー》の特殊召喚に繋げた。
- 高利貸しのガロメはこのカードによる回復を「ジャックに貸した金」と表現しており、頭上に降り注ぐ紙幣の演出と共にジャックのライフポイントを回復させた。
また、《地獄徴収官トイチ》のバーン効果は「借金の取立て」と表現していた。
- 高利貸しのガロメはこのカードによる回復を「ジャックに貸した金」と表現しており、頭上に降り注ぐ紙幣の演出と共にジャックのライフポイントを回復させた。
- ガロメはこのカードによってキーカードを手早く揃え、ジャックに計4000ものダメージを与える事に成功する。
が、結果的に1000ライフ回復してしまった分を削り切れず、逆転負けを喫している。
《成金ゴブリン》の利点と欠点を、それぞれ上手く表したデュエルであったと言えよう。
- アニメZEXAL
II の「IV vsナッシュ」戦においてIVが使用した通常罠《パニック・シャッフル》のイラストに描かれている。
- アニメARC-Vの「権現坂vs暗国寺」戦において暗国寺が使用した通常罠《バーバリアンの呪術》のイラストに描かれている。
- 漫画OCGストラクチャーズの「護武倫太郎vs遊佐アゲハ」にて護武が使用。
- コナミのゲーム作品において―
DUEL TERMINALの光ステージのステンドグラスにこのカードのイラストが使用されている。
- フォルスバウンドキングダムでは拠点に設置できる設備の一つ、「商人組合」として登場する。
「商人組合」を設置すると、その拠点に商人が常にいるようになり、アイテムの値上がりを防止できる。
ちなみに商人はゴブリンではないので、内容とイラストに全く関連性はない。
- フォルスバウンドキングダムでは拠点に設置できる設備の一つ、「商人組合」として登場する。
关联卡片
- ゴブリン
- 《ソウルテイカー》
- 《成金忍者》
このカードを使用する代表的なデッキ
- 【ウィジャ盤】
- 【エクゾディア】
- 【シモッチバーン】
- 【自爆スイッチ】
- 【終焉のカウントダウン】
- 【デッキ破壊1キル】
收录情况
- Magic Ruler −魔法の支配者− MR-33
- DUELIST LEGACY Volume.1 DL1-022
- BEGINNER'S EDITION 1 BE1-JP018
- BEGINNER'S EDITION 1(第7期) BE01-JP015
- トーナメントパック2012 Vol.3 TP23-JP002 N-Parallel
- ストラクチャーデッキ−ペンデュラム・エボリューション− SD31-JP030
- デッキビルドパック スピリット・ウォリアーズ DBSW-JP043 (N-Parallel)
- RARITY COLLECTION −20th ANNIVERSARY EDITION− RC02-JP043 Super,Secret,Collectors
- デッキビルドパック シークレット・スレイヤーズ DBSS-JP043 (N-Parallel)
FAQ
Q:このカードに対して、《精霊の鏡》を発動できますか?
A:いいえ、回復とドローでお互いのプレイヤーを対象としているため発動できません。
Q:ドローと回復は同時扱いですか?
A:いいえ、ドローを行った後で相手のライフを回復します。(09/03/24)
Q:このカードの発動にチェーンして相手フィールドに《神殿を守る者》が表側表示で特殊召喚された場合、回復効果は適用されますか?
A:いいえ、適用されません。(10/07/09)
Tag: 《成金ゴブリン》 魔法 通常魔法 ゴブリン
