《グラヴィティ・バインド−超重力(ちょうじゅうりょく)(あみ)−/Gravity Bind》

永続罠
フィールド上のレベル4以上のモンスターは攻撃できない。

 Thousand Eyes Bible −千眼の魔術書−で登場した永続罠。
 レベル4以上のモンスターの攻撃を封印する効果を持つ。

 レベルを持たないエクシーズモンスターやリンクモンスターには普通に攻撃されてしまい、それらには高い攻撃力を持つものも少なくないため、殆ど抑止力にならない。
 それらをあまり使わないデッキであっても、現環境は除去が豊富かつ高速化しているため、すぐに除去されてしまう。
 どうしても攻撃を抑制する罠カードが欲しい場合でも、ライフコストが必要だが相手モンスターの攻撃を全て止めつつ、こちらには影響の無い《スクリーン・オブ・レッド》の存在がある。

  • 環境において―
    このカードが登場した当初はロックカードが少なかったため、コントロールデッキにとって貴重なカードであった。
    平和の使者》や《レベル制限B地区》と並ぶ古参ロックカードであり、かつては最高峰のロックカードとして知られた。
    古典的な用法は、【エクゾディア】や【ロックバーン】等攻撃を行う必要のないデッキにおける防御札。
    後に【ロックバーン】のパイオニアとも言える【キュアバーン】や【ジャマキャン】の主要パーツとしても使われた。
    お注射天使リリー》などの低レベルモンスターで攻撃する、《伝説の都 アトランティス》と組み合わせレベル4の水属性をレベル3にしてアタッカーにする、《E・HERO ワイルドマン》や《天下人 紫炎》で無視するなどの使い方もしばしば行われた。
    当時は《ハーピィの羽根帚》や《大嵐》が制限カードであったため、その対策として《王宮の勅命》や《マジック・キャンセラー》も共に使用されていた。
    • かつては、《レベル制限B地区》と比べた場合、罠カードなので相手の動きを見てから発動できるのが強みであった。
      守備表示にされない点は、モンスターによる除去からの攻撃に抵抗できないデメリットになるが、転じて【デミスドーザー】のように自発的にロックを解くデッキではメリットにもなった。
      また、《人造人間−サイコ・ショッカー》や《王宮のお触れ》など、罠カードは魔法カードより若干無効化されやすい。
  • 05/03/01に準制限カードに指定され、06/09/01には制限カードに制限強化される。
    準制限カードになった時期は同じだが、制限カードに指定されたのは《レベル制限B地区》よりも遅かった。
    しかし《ブラック・ローズ・ドラゴン》等の除去持ちのシンクロモンスターが登場してから採用率が激減。
    更にレベルを持たないエクシーズモンスターの登場により、準備がなくても簡単に突破されるようになり大幅に弱体化した。
    その結果、11/09/01において制限解除されることになった。
    この時同時に制限解除された《サイクロン》、制限復帰した《大嵐》もこれの理由になっていると思われる。
  • 原作・アニメにおいて―
    アニメ版の「バトルシティ編」における「舞vs闇マリク」戦において舞が使用。
    既に破壊された《銀幕の鏡壁》に代わってマリクのモンスターの攻撃を抑止し、スフィアモードと化した《ラーの翼神竜》を起動させる謎を解く時間を稼ごうとしたが、《ホールディング・レッグス》の効果で発動前に手札に戻された。
    アニメオリジナル「乃亜編」の「遊戯&城之内vsビッグ5」戦ではビッグ5(大門)が使用。
    お注射天使リリー》で一方的に攻撃する戦法を取ろうとしたが、すぐに《人造人間−サイコ・ショッカー》の効果で破壊された。
    「KCグランプリ編」ではレベッカが、《ビッグバンガール》や《お注射天使リリー》とのコンボで使用している。
    「vsヴィヴィアン」戦ではそのロック性能で【キュアバーン】戦線の維持に貢献するも、「vsレオン」戦では発動されることなく《怪鳥グライフ》のモンスター効果で破壊された。
  • アニメGXでは「大山vsマティマティカ」戦において、プロランキング10位の数学博士デュエリスト・マティマティカが使用。
    このカードで大山のモンスターの攻撃をロックしつつ、《死の演算盤》によるバーンとレベル3モンスター《測量戦士トランシッター》の直接攻撃で大山を苦しめた。
    しかし、攻撃力3000となったレベル3の《ドローラー》に突破される形で敗北している。
  • アニメGXの「十代vsバオウ」戦では、逆にレベル4以下のモンスターが攻撃できなくなる永続罠《レベル包囲網−グラヴィティ・ゲイン−》が登場している。
    こちらは自分のスタンバイフェイズにモンスターを1体生け贄にしなければ自壊するデメリットが付いている。
  • アニメZEXALの「アストラルvsカイト」戦にてカイトが使用した通常魔法《フォトン・ハリケーン》のイラストでは、吹き飛ばされている様子が描かれている。
    また、26話で国立カケルの使用したサッカーボールにプリントされていた。
    公式サイトのモンスターアカデミーでは、モンスター紹介の際に使われていたこのカードのテキストがBEGINNER'S EDITION 1(第7期)他と同じ仕様で、OCGではまだ存在しないウルトラレアとなっていた。
  • アニメARC-V第95話において、行政評議会ビルを包囲していたセキュリティ隊員がセットしていたが、《DDD双暁王カリ・ユガ》の効果で破壊された。
  • コナミのゲーム作品において―
    真DM2では、範囲内に入った相手を永続的に攻撃・移動を行えない「呪縛」状態にし、攻撃力・守備力を1500ポイントダウンする通常罠として登場した。
    同ゲームにおける呪縛効果の中では最高の性能だが、投入コストが高くオーバーキル気味な性能のため使いにくかった。
  • WORLD CHAMPIONSHIP 2010での詰めデュエルで、このカードが4枚発動されている設定のものがある。
  • DUEL TERMINALでは、12弾の凌牙が最初のステージのデスティニースキャンに設定している。

关联卡片

―重力に関するカード

このカードを使用する代表的なデッキ

  • 【ジャマキャン】
  • 【ロックバーン】

收录情况

  • Thousand Eyes Bible −千眼の魔術書− TB-23
  • DUELIST LEGACY Volume.3 DL3-020 Rare
  • BEGINNER'S EDITION 1 BE1-JP187
  • ストラクチャーデッキ−海竜神の怒り− SD4-JP028
  • BEGINNER'S EDITION 1(第7期) BE01-JP160 Super
  • GOLD SERIES 2012 GS04-JP016 (Gold)
  • ストラクチャーデッキ−海皇の咆哮− SD23-JP037
  • THE GOLD BOX GDB1-JP076 Gold

FAQ

Q:レベル4以上のモンスターの攻撃宣言時にチェーン1として《サイクロン》を発動し、チェーン2以降にこのカードを発動して《サイクロン》で破壊された場合、攻撃できない効果が一時的に適用されるため攻撃は中止になりますか?
A:はい、中止になります。(13/10/12)

Q:レベル4以上のモンスターの攻撃宣言時にこのカードを発動しました。
このカードの効果処理後に発生するクイックエフェクト発動可能なタイミングで、《サイクロン》を発動しこのカードが破壊された場合、攻撃を続行する事はできますか?
A:いいえ、効果が適用された時点で攻撃は中止になります。
攻撃宣言を行った事になるので、このターン、そのモンスターは改めて攻撃を行う事はできません。(13/10/30)

Q:レベル4以上のモンスターの攻撃宣言時にチェーン1としてこのカード、チェーン2で《リビングデッドの呼び声》を発動しました。
攻撃を受ける側のフィールドのモンスターが増減しますが、この際バトルステップの巻き戻しは発生しますか?
A:バトルステップの巻き戻し処理そのものは発生しますが、攻撃対象の再選択は行えず、中止となります。(13/10/30)

Q:上記バトルステップの巻き戻し発生が確定した後に《サイクロン》を発動してこのカードを破壊した場合、攻撃を続行する事はできますか?
A:いいえ、バトルステップの巻き戻し処理は、モンスターの増減が発生した直後に行われ、この時点でグラヴィティ・バインド−超重力の網−》の効果が適用されるため、攻撃は中止になります。
効果処理後に発生するクイックエフェクト発動可能なタイミングは、巻き戻しおよびその結果による攻撃中止後からとなります。(13/10/30)


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