黒の魔法神官(マジック・ハイエロファント・オブ・ブラック)/Sorcerer of Dark Magic》

特殊召喚・効果モンスター
星9/闇属性/魔法使い族/攻3200/守2800
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドのレベル6以上の魔法使い族モンスター2体を
リリースした場合のみ特殊召喚できる。
(1):罠カードが発動した時に発動できる。
このカードがフィールドに表側表示で存在する場合、
その発動を無効にし破壊する。

 Vジャンプ(2004年10月号) 付属カードで登場した闇属性・魔法使い族の特殊召喚モンスター。
 レベル6以上の魔法使い族モンスターをリリースした場合のみ特殊召喚できる召喚条件と、罠カードの発動を無効にし破壊できる誘発即時効果を持つ。

 レベル6以上の魔法使い族2体のリリースという重い召喚条件を持つが、【魔法使い族】は上級の特殊召喚やレベル操作に長けているので、それほど困難ではない。
 【ブラック・マジシャン】では、《ブラック・マジシャン》を容易に展開でき、《マジシャンズ・ナビゲート》でリリースを揃えることもできる。
 【ガガガ】の場合は、《ガガガマジシャン》をはじめ、レベル変更効果を持つ魔法使い族ガガガを利用して条件を満たすことが可能。
 【魔導書】では《魔導教士 システィ》によるサーチが可能で、リリース要員も《ネクロの魔導書》や《魔導冥士 ラモール》で揃えられる。
 《竜穴の魔術師》や《相克の魔術師》などレベル6以上の魔法使い族ペンデュラムモンスターが中心の【魔術師】でも召喚を狙える。
 その他、《カオス・ソーサラー》や《究極封印神エクゾディオス》などの特殊召喚モンスター、《フルエルフ》や《銀河の魔導師》などの自身でレベルを変化させるカードを利用できる。

 罠カードの発動を無効にし破壊する効果は任意効果で回数制限も無いため、相手の罠カードのみを一方的に無効にできる。
 大型モンスターにとって厄介な《激流葬》などの除去罠カードを防ぐことができ、《リビングデッドの呼び声》や《スキルドレイン》などのカードの発動も封じられる。
 しかし、それらはリリースを揃える段階で使用される可能性もあり、しかも《神の宣告》をはじめとするカウンター罠には対応できないため、過信は禁物である。
 また、召喚に成功したとしても、《ブラック・ホール》や《月の書》などの魔法カードや、モンスター効果で処理されてしまう危険性も高い。
 このカードは蘇生が不可能なので、《エフェクト・ヴェーラー》、《トーラの魔導書》、《ブラック・イリュージョン》などの防御策も講じるべきだろう。
 あるいは、《魔法族の里》や《マクロコスモス》を併せ、ロックを強化するのも良い。
 自身はモンスターカードなので、魔法&罠ゾーンを圧迫することなくルール介入型永続カードを使用できる。

 ただし、同じレベルのモンスターを並べる場合、エクシーズ召喚も狙えるようになる。
 安定性に欠け、手札事故を誘発しやすい特殊召喚モンスターを採用するよりは、エクシーズモンスターの方がデッキに無理が生じづらい。
 特に、レベル6魔法使い族2体でエクシーズ召喚できる《風紀宮司ノリト》は、1ターンに1度の制限はあるが魔法・罠カードの両方に対応している。

 上述のような難点や、罠カードはデッキによって採用比率にバラつきがあることを考慮すると、重い召喚条件に見合うメリットがあるとは言い難い。
 使えないカードではないが、他のカードより優先したい理由もなく、ファンデッキ用の域は出ないだろう。

  • (1)の効果について。
    • 無効化できるのは「カードの発動」のみなので、既に発動している永続罠の「効果の発動」は無効化できない。
      無論、既に適用されている永続効果を無効にすることもできない。
      この点は類似効果の《ホルスの黒炎竜 LV8》と同じ。
  • スペルスピード2の誘発即時効果であるため、スペルスピード3のカウンター罠にはチェーンできない。
  • 「時」の任意効果なので、タイミングを逃す場合がある。
    無効にしたいカードの発動に対して、このカードの効果を直接チェーンする必要がある。
  • 効果処理時にこのカードが表側表示で存在しない場合は不発となる。
  • 黒衣の大賢者》とはレベル・属性・種族が一致し、攻撃力と守備力が逆になっている。
  • 『マスターガイド』では、ルビが「ブラック・ハイエロファント・オブ・マジック」と誤植されている。
  • 原作・アニメにおいて―
    劇場版『光のピラミッド』における「闇遊戯vs海馬」戦において闇遊戯が使用。
    ブラック・マジシャン》と《ブラック・マジシャン・ガール》を生け贄に特殊召喚された。
    自身の効果で《青眼の究極竜》を弱体化させて戦闘破壊し、さらに次のターンには永続罠《完全破壊−ジェノサイド・ウィルス−》を破壊して形勢を逆転させた。
    だが、その後現れた《青眼の光龍》にはその効果が通用せずに戦闘破壊されてしまった。
    攻撃名は「セレスティアル・ブラック・バーニング」。
  • アニメでは「このカードと戦闘を行うモンスターの攻撃力を、エンドフェイズまで自分の墓地の魔法使い族の数×500ポイントダウンさせる」効果も持っていた。
    また、OCGとは異なり、永続罠《完全破壊−ジェノサイド・ウィルス−》の効果の発動も無効にできていた。(ただし闇遊戯は「罠カードの発動を無効にして〜」と述べているが。)
    レアリティはノーマルであり、カード名は「エファント」ではなく「エファント」になっていた。
  • 闇遊戯はこのカードを特殊召喚する際に、「黒の魔法神官」とルビを無視して読んだ後に「マジック・ハイエレファント・オブ・ブラック」とカード名であるルビ部分を読んでいる。
    同様の例に、アニメ『ARC-V』の《覚醒の魔導剣士》・《涅槃の超魔導剣士》が存在する。
  • このカードをフィールドに出した時点で闇遊戯の墓地には30枚のカードがあったが、魔法使い族は《ブラック・マジシャン》・《ブラック・マジシャン・ガール》・《マジシャンズ・ヴァルキリア》の3体だけだった。
    しかも、その内このカードの召喚条件を満たすものは前者2体のみである。
    元々、彼のデッキは多種族混合で魔法使い族は多くはないが、その様な構築でこのカードを使いこなすのは、常人離れした遊戯の力があってこそだろう。

关联卡片

  • 罠カードの発動を無効化する効果を持つカード

收录情况

  • Vジャンプ(2004年10月号) 付属カード VJC-JP007 Ultra
  • 遊☆戯☆王デュエルモンスターズ 光のピラミッド小説版 抽選プレゼント MOV-EN002
  • トーナメントパック2012 Vol.1 TP21-JP001 N-Parallel
  • 決闘者の栄光−記憶の断片− side:闇遊戯 15AX-JPY10 Millennium,Secret

FAQ

Q:ダメージステップ中に発動できますか?
A:はい、発動できます。(08/12/30)

Q:自分の罠カードを無効にできますか?
A:はい、無効にできます。(10/09/06)

Q:同一チェーン上で複数回効果を発動できますか?
A:はい、発動できます。(11/05/27)


Tag: 《黒の魔法神官》 特殊召喚モンスター 効果モンスター モンスター 星9 闇属性 魔法使い族 攻3200 守2800 正規の方法以外での特殊召喚不可