《天罰(てんばつ)/Divine Wrath》

カウンター罠
手札を1枚捨てて発動する。
効果モンスターの効果の発動を無効にし破壊する。

 RISE OF DESTINYで登場したカウンター罠。
 手札1枚をコストに、モンスター効果の発動を無効にして破壊する効果を持つ。

 現環境はモンスター効果が多用されており、発動機会自体は多い。
 しかし、同じ効果に加え特殊召喚も無効にできる《神の通告》の方がより便利である。
 あちらのライフコスト以上にこちらの1枚の手札コストが重く、こちらを優先することはまずないと言える。
 4枚目以降としても《エフェクト・ヴェーラー》、《ブレイクスルー・スキル》などの軽く無効化できるカードも多く、やはり手札コストが足を引っ張りデッキを大きく選ぶ形になっている。

 カウンター罠を多く積む【パーミッション】ならば選択肢に入り、《解放のアリアドネ》がペンデュラムゾーンに存在すれば概ね《神の通告》と遜色ない働きをするだろう。

  • モンスター効果をカウンターできる初のカード。
    登場当時はテキストも整備されていなかったため、登場からしばらくは混乱が多く見られた。
    チェーンブロックを作る効果・作らない効果の違いは把握しておきたい。
  • チェーンブロックを作るが無効にできない効果
    • 《死霊ゾーマ》の効果(「効果モンスター」ではない)
    • 装備魔法状態、ペンデュラムゾーンに置かれた状態からフィールドで発動する効果(魔法カードの効果の発動扱い)
      なお、装備魔法状態でフィールドから墓地に送られた結果発動した誘発効果はモンスター効果になるので無効可能である点に注意
    • 《ナーガ》のデッキに戻った時の効果

これ以外のチェーンブロックを作る効果は基本的に全て無効にできる。
チェーンブロックを作らない効果は、上記以外にも様々なジャンルがあるので詳しくはルール効果のページを参照。
また、そもそも「効果」ではない効果外テキストには対応できない点を留意しておきたい。

  • 上述の理由から、《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》やマジェスペクターなど、破壊されない永続効果を別に持つモンスターのモンスター効果の発動に対して発動した場合、発動したモンスター効果は無効になるが破壊はされない。
  • モンスターが複数の効果を持つ場合も、直前に発動したもののみ無効とする。
    全ての効果が一度に無効化される訳ではない。
  • このカードの無効化後の破壊について。
    様々な場所でモンスター効果は発動するので、そのモンスターの効果発動時の場所と効果処理時の場所によっては破壊しないことがある。
  • 効果処理時、フィールドに存在する場合、破壊して墓地へ送る。(または除外)
  • 効果処理時、手札に存在する場合、破壊して墓地へ送る。(または除外)
  • 効果処理時、墓地に存在する場合、墓地にそのまま。
  • 効果処理時、除外されていた場合、除外されたまま。
  • 効果処理時、デッキに存在する場合。
    デッキ内で発動する《ナーガ》はそもそも《天罰》を発動できない。(FAQ参照)(10/05/20)
    剣闘獣はフィールドで発動し、自身をコストでデッキに戻しているため、無効にするだけで破壊はされずデッキに残ったまま。(10/05/21)
  • 効果処理時、エクストラデッキに存在する場合、効果発動時の状況によって異なる。
    《E・HERO アブソルートZero》はエクストラデッキで発動しているため、エクストラデッキから破壊して墓地へ送る。(または除外)
    《剣闘獣ガイザレス》はフィールドで発動しコストでエクストラデッキに戻っているので、無効にするだけで破壊しない。(10/05/21)
    《太陽龍インティ》の(2)の効果は破壊されたあとにエクストラデッキに戻った場合、破壊され直接エクストラデッキに戻った場合、いずれも無効にするだけで破壊しない。(19/12/21)
  • 魔法&罠ゾーンで発動する効果は魔法カード(装備魔法あるいは永続魔法)扱いなので、そもそも《天罰》などでは無効化できない。
  • 自己再生モンスターとの兼ね合いについて。
    《ネフティスの鳳凰神》や《ヴァンパイア・ロード》の自己再生効果に対して発動した場合、効果は無効となるが、墓地で発動しているため破壊はしていない。
    したがって破壊された次のスタンバイフェイズにしか自己再生できないこれらのカードが、再び自己再生する事はない。
    《黄泉ガエル》や《不死武士》の自己再生効果を無効にした場合、そのスタンバイフェイズ中は再度自己再生効果を使うことはできない。
    次のスタンバイフェイズにはふたたび自己再生効果を使うことができる。
  • 第5〜6期にはモンスター効果メタカードが少なかったため、《ダーク・アームド・ドラゴン》・《剣闘獣ガイザレス》・《裁きの龍》など強力な除去効果を持つモンスターを止めるために【パーミッション】や【メタビート】以外でも採用される事が多かった。
    しかし、第7期以降では、《神の警告》や《エフェクト・ヴェーラー》、《ブレイクスルー・スキル》などといった比較的少ない消費で効果モンスターの召喚や効果を無効にできるカードが登場。
    また《サイクロン》の制限緩和をはじめとする除去の増加により、何もできないまま伏せ除去されるケースも増え、採用率は更に低下した。
    その後は「カウンター罠でモンスター効果を無効にする」事に意味のある【ヴァンダルギオン】などで細々と使われていたが、同じくカウンター罠である《神の通告》の登場でいよいよその立場は追い詰められている。
  • 英語名は「神の怒り」。
    「wrath」は「怒り」を意味する単語の中でも最も強く、「憤怒、とてつもない怒り」という意味を擁するため、確かに「天罰」であると言える。
  • 原作・アニメにおいて―
    アニメGXの「十代vs影丸」戦において影丸が使用。
    《幻魔の殉教者》のコストにより墓地へ送られ、さらに《神炎皇ウリア》(アニメ効果)の攻撃力を上げる役目を担った。
  • アニメ5D's62話の「レクスvsルドガー」戦においてレクスのデッキに投入されているのが確認できる。
    また、114話でカップラーメンマン(クロウ)に敗北した男が持っていた。
  • GXの「十代vsダークネス」戦では、十代がこのカードの速攻魔法版ともいえる《エフェクト・シャット》を使用している。

关联卡片

―類似効果

  • モンスター効果の発動を無効にするカード
  • モンスター効果の発動を無効にするカウンター罠

―イラスト関連

このカードを使用する代表的なデッキ

  • 【ヴァンダルギオン】
  • 【パーミッション】

收录情况

  • RISE OF DESTINY RDS-JP050 Super,Ultimate
  • ストラクチャーデッキ−魔法使いの裁き− SD6-JP035
  • EXPERT EDITION Volume.3 EE3-JP110 Super
  • ストラクチャーデッキ−閃光の波動− SD11-JP036
  • STARTER DECK(2008) YSD3-JP038
  • DUEL TERMINAL −ジェネクスの進撃!!− DT07-JP050

FAQ

Q:このカードはどんな効果モンスターの効果に対して発動できますか?
A:チェーンブロックを作る効果に対して発動できます。
  ただし《ナーガ》には使えません。

Q:このカードはダメージステップでも発動できますか?
A:はい、発動できます。
  このカードは、攻撃を受けてリバースしたリバースモンスターの効果や、戦闘破壊したおよび戦闘ダメージが発生した時の誘発効果にも発動できます。

Q:このカードの効果は対象を取る効果ですか?
A:いいえ、対象をとらない効果です。

Q:このカードはフィールド外の効果に対しても有効ですか?
A:はい、《クリボー》や《異次元の偵察機》などフィールド以外で発動する効果に対しても発動できます。
  ただし《ナーガ》には使えません。

Q:《光の護封剣》を発動したところ、《聖なる魔術師》と《闇の仮面》が同時にリバースしました。
  相手が「1:《聖なる魔術師》」「2:《闇の仮面》」とチェーンを積んだ場合、自分は《聖なる魔術師》の効果に対しこのカードを発動できますか?
A:いいえ、発動できません。
  この場合は、直前である《闇の仮面》の効果発動に対してのみ《天罰》を使用できます。
  なお、同様の理由で「モンスター効果の次に速攻魔法などのチェーンが積まれた場合」もこのカードは発動できません。

Q:《強化支援メカ・ヘビーウェポン》を装備した《リボルバー・ドラゴン》が効果を発動した際、《天罰》を発動されました。
  この場合《リボルバー・ドラゴン》は破壊されませんが、この《リボルバー・ドラゴン》は同一ターンにもう一度「1ターンに1度」の効果を使えますか?
A:「発動した」という事実は残るので、もう1度の発動は不可能です。
  通常召喚を《昇天の角笛》で無効にした場合、そのターンはもう通常召喚を行えないのと同様です。(07/03/26)

Q:《ユベル−Das Abscheulich Ritter》の反射ダメージを与える誘発効果やフィールド一掃の誘発効果が発動した際、チェーンして《天罰》で無効にして破壊しました。
  チェーン1:《ユベル−Das Abscheulich Ritter》の誘発効果
  チェーン2:《天罰》
  これを逆順処理します。
  この時、《ユベル−Das Extremer Traurig Drachen》の特殊召喚はできますか?
A:《ユベル−Das Abscheulich Ritter》のこの誘発効果にチェーンをして《天罰》を発動した場合、発動が無効になるため効果処理は行われず、《天罰》の効果処理にて一連のチェーンブロックの効果処理が終了した扱いになります。
  よってこの時、《ユベル−Das Extremer Traurig Drachen》を特殊召喚できます。(09/02/13)

Q:相手の《E・HERO アブソルートZero》がエクストラデッキに戻り、誘発効果を発動しました。
  それに対してこのカードをチェーンし《E・HERO アブソルートZero》の誘発効果を無効にしました。
  エクストラデッキの《E・HERO アブソルートZero》を破壊して墓地へ送れますか?
A:この場合、《天罰》の効果によってエクストラデッキの《E・HERO アブソルートZero》の効果を無効にし破壊する事ができます。(10/05/17)

Q:相手の《ナーガ》がデッキに戻り、その効果(チェーンブロックを作る)を発動しました。
  それに対してこのカードをチェーンし《ナーガ》の効果を無効にできますか?
  また、デッキの《ナーガ》を破壊して墓地へ送れますか?
A:デッキの中で効果を発動した《ナーガ》に対し、《天罰》を発動する事はできません。(10/05/15)

Q:剣闘獣の「自身をコストでデッキに戻して別の剣闘獣を特殊召喚する効果」に対して発動できますか?
A:発動して無効にする事ができます。
  しかし、デッキに戻った剣闘獣を破壊する事はできません。(10/06/11)

Q:《魔導法皇 ハイロン》が、《トーラの魔導書》で罠カードの効果を受けなくなっています。
  この《魔導法皇 ハイロン》の起動効果に対し《天罰》を発動できますか?
A:できますが、効果は無効にならず破壊もできません。(12/08/03)

Q:《スキルドレイン》適用中に、フィールドのモンスターが効果(コストとしてフィールドを離れるのではない)を発動した場合、それに対し《天罰》を発動できますか?
A:はい、発動できます。(15/10/10)


Tag: 《天罰》 罠 カウンター罠