《氷結界 の龍 トリシューラ/Trishula, Dragon of the Ice Barrier》
シンクロ・効果モンスター(2020年4月1日から制限カード) 星9/水属性/ドラゴン族/攻2700/守2000 チューナー+チューナー以外のモンスター2体以上 (1):このカードがS召喚に成功した時に発動できる。 相手の手札・フィールド・墓地のカードを それぞれ1枚まで選んで除外できる。
DUEL TERMINAL −トリシューラの鼓動!!−で登場した水属性・ドラゴン族のシンクロモンスター。
シンクロ召喚に成功した時に相手の手札・フィールド・墓地のカードをそれぞれ1枚まで除外する任意発動の誘発効果を持つ。
シンクロ召喚に成功した時に3枚のカードを除外する除去効果を持つ。
相手の手札とフィールドから合計2枚除外できるため、それだけでシンクロ召喚によるディスアドバンテージを取り戻せる。
更に墓地のカードまで除外すれば相手の戦術も崩せ、単純なカード・アドバンテージ以上に多くのメリットをもたらしている。
それぞれの場所から必ず1枚ずつ選ぶのではなく、「1枚まで選んで除外できる」であるため、状況を問わず柔軟性に富む。
この効果は、効果処理時に除外するカードを決める対象をとらない効果である。
破壊耐性だけでなく、対象をとる効果に対する耐性も通用せず、サクリファイス・エスケープで損失を回避するのも難しい。
この「対象をとらない除外」という大半の耐性をすり抜けられる除去は非常に強力で、登場当初はこのカードの召喚を目的としたデッキも多かった。
3体以上のシンクロ素材を必要とするためシンクロ召喚には一工夫を要するが、シンクロ素材の縛りがないため幅広いデッキに投入できる。
同じシンクロ素材で出せるレベル9の《ミスト・ウォーム》はフィールドを空けさせる能力に優れるが、アドバンテージを狙いやすく打点も勝るこちらの方が応用力は高い。
- 効果についての補足―
- 手札のカードを除外する場合、手札を確認せずランダムに選ぶ(11/05/09)。
《正々堂々》等で手札が公開状態にある場合でも、一旦非公開にして選ぶ、サイコロを使う、等の方法でランダムに選ばなければならない。
- 3枚のカードを同時に除外するので、「手札から除外したカードを確認してから、墓地から除外するカードを決める」という事はできない。
- 対策方法としては《エフェクト・ヴェーラー》等によるモンスター効果封じ、《神の警告》によるシンクロ召喚封じ等が挙げられるが、これらは大半のモンスターに言える事であり、このカードに限っての話ではない。
《王宮の鉄壁》による除外封じでも対策できるが、別のシンクロモンスターを使うだけで対処される。
《奇跡のジュラシック・エッグ》や《毒蛇神ヴェノミナーガ》のように除外されないモンスターというのも存在するが、これもごく少数であるため明確なメタにはならないのが実情。
- 氷結界の名を冠してはいるものの、肝心の【氷結界】との相性は悪い。
レベルが合わせにくいためにややシンクロ召喚し辛く、《氷結界の伝道師》等で蘇生しても、ただの効果のないアタッカーにしかならない。
シンクロ素材も最低3体と多く、並べないと効果を発揮できないモンスターが多い氷結界と噛み合わない。
逆に相手に使われた場合、フィールド上のロックを崩される上に墓地を除外されるため天敵となる。
- このカードが登場した当時は大きなアドバンテージを取れる効果によりエクストラデッキの必須カードとなっていた。
特に【インフェルニティ】等の大量展開に優れるデッキでは1ターンで3体を並べきり、絶大なアドバンテージを狙うパターンが構築された。
それ以外でも多くの【シンクロ召喚】デッキで採用されては猛威を振るったため、10/09/01で制限カード・12/03/01で禁止カードとなった。
その後、このカードの効果でなければ突破が困難なコンボが増えた事もあり、それらに対するメタとして、13/09/01にて制限復帰を果たした。
同改訂で制限カードとなった《A・ジェネクス・バードマン》を始め、相性の良いチューナーの多くが制限強化されている事も一因に挙げられるだろう。
- 環境やカードプール、そしてルールが大きく変化した事もあってか6年後の19/07/01で制限緩和され、続く19/10/01で制限解除となった。
ちなみにTCGでは19/07/15にて制限解除されており、日本よりも早い規制解除であった。
- DUEL TERMINAL出身カードとしては初めて禁止カードを経験したカードである。
- このカードの人気からDUEL TERMINAL −トリシューラの鼓動!!−は飛ぶように売れた事で即座に絶版になり、登場当時は特に高値で取引されていた。
その後GOLD SERIES 2011に再録されたが、ノーマルレアであり、入手困難な状態は相変わらず続いていた。
現在ではTHE RARITY COLLECTIONにも再録され、シングル価格も下落し、入手しやすくなった。
- 2011年1月1日から全国の店舗にて、「特製クリアファイルプレゼントキャンペーン」と題し、このカードをパッケージにしたクリアファイルが配布された。
裏面は新アニメ『遊☆戯☆王ZEXAL』の放送開始を告知するものになっている。
- Vジャンプ対戦動画でも、登場以降12/03/01で禁止カードになるまでほとんどの対戦動画で登場し活躍した。
字幕では「安定のトリシューラ」や「マタオレノデバンカ」等と表現されていた。
- DUEL TERMINAL −トリシューラの鼓動!!−で登場したが、特定のモンスター1体を名指しにしたDUEL TERMINALのタイトルは初めてである。
- DUEL TERMINAL −トリシューラの鼓動!!−のデモ画面では「(氷結界)最古にして最強の龍」と称されている。
- DUEL TERMINAL −トリシューラの鼓動!!−のデモ画面では「(氷結界)最古にして最強の龍」と称されている。
- アニメで【インフェルニティ】を使用した鬼柳京介役の声優・小野友樹氏は、自らの【インフェルニティ】でこのカードを使用する際、オリジナル召喚口上まで考えていたというエピソードがある。
その召喚口上は、「破壊神より放たれし聖なる槍よ 今こそ 魔の都を貫け!」というもの。
公式動画「遊戯王OCG(仮)スマがゆく!最強王者決定戦」の第24話では、実際にこの口上を述べてこのカードをシンクロ召喚している。
- マスターガイド3によると、このモンスターを復活させたために世界は時の歩みを止めたと解説されている。
その後は再封印が施されていたが、ヴェルズに侵喰されリチュアによって封印が解かれた事で《ヴェルズ・ウロボロス》として復活する。
ここでも「最強の龍がヴェルズ化」と謳われ、DUEL TERMINAL −破滅の邪龍 ウロボロス!!−でも再びカード名がタイトルに用いられている。
- 他の2龍がゲーム作品や関連書籍でストーリーに登場し台詞を発したり解説されたりしている中、このモンスターは暴走し封印された事程度しか解説されておらず、タイトルになるなど大きくピックアップされている割には情報は少ない。
少なくとも魔轟神を殲滅するまでは氷結界の制御下にあったため、基本的には他の2龍同様協力の意志がある事だろうとは推察できる。
- 《端末世界》においてこのカードと関連を持つカードが複数登場している。
ヴェルズ化した《ヴェルズ・ウロボロス》、このカードの力を利用した《トリシューラの影霊衣》、種族以外のステータスが一致する《エルシャドール・アノマリリス》の3種類である。
また、(《端末世界》との関係は不明であるが)このカードのリメイクである《氷獄龍 トリシューラ》も存在する。
オリジナルのトリシューラを含めれば、シンクロ・エクシーズ・儀式・融合の4つを制覇したともいえる。
- 「トリシューラ(Trishula/Trisula)」とは、ヒンドゥー教の神であるシヴァが持つ先端が3つに分かれた槍の事である。
シヴァ神はこの槍で3つの悪魔の都市、「金でできた都市」「銀でできた都市」「鉄でできた都市」を焼き尽くした。
三つ首のイラストや、手札・フィールド・墓地の3ヶ所に及ぶ効果はこれに由来するのだろう。
- 原作・アニメにおいて―
アニメ5D'sの甚兵衛の回想シーンに登場。
分厚いガラスケースに入れられたこのカードを見た甚兵衛が驚き、「最強のカード」と評していた。
だが、これを彼女からプレゼントされたミツルは「趣味じゃない」と放り投げていた。
イリアステルによって見せられた「未来のネオ童実野シティ」の映像にこのカードが映っている。
- また、第5期OPの冒頭部分でこのカードが登場している。
- アニメZEXALの「遊馬vs凌牙」(4戦目)において凌牙が使用した速攻魔法《
深海雪原封印 》のイラストに後姿が描かれている。
- コナミのゲーム作品において―
DUEL TERMINALのADXではタッグバトルモードに登場。
「エクストラゲート」や「聖なるバリア −ミラーフォース−」を使いこちらを邪魔しつつ、強力な攻撃を叩き込んでくる。
またスピードデュエルにおいて、シンクロモンスターに「氷結界の龍」3体をスキャンし、メインデッキをワームまたは魔轟神以外のDUEL TERMINALモンスターをスキャンすると出現する隠しデッキに「トリシューラの咆哮!!」が登場し、このカード名が使われている。
また、同デッキの解説は、このカードに関するストーリーとなっている。
- 魔轟神に対抗するため、氷結界たちは多大な犠牲を払いながらも、かの地に封印されし古の
龍 その最後の1体を目覚めさせてしまう!
しかし永き刻を経て蘇った龍 は、全てを破壊しつくさんと暴走するのだった…
はたして、この世界に 再び平和が訪れることはあるのだろうか?彼らの戦いはまだ終わらない―
- TAG FORCE 5では、イベント中の会話で「トリシューラ」という名前のプリンが登場する。
売られている場所が「ターミナル・エイト」であり、このカードを意識しているのだろう。
高人気、高価格、高カロリーと三拍子揃ったウルトラレアスイーツであるとの事である。
- 同ゲームでは除外する3枚のカードを、墓地・フィールド・手札の順で選択する。
そのため、相手の伏せカードを見た上で手札を除外するかどうかの判断が可能である。
これは5のみの仕様で、6では修正されている。
- CPU相手にこのカードをシンクロ召喚すると、このカードの対象をとらない効果から逃れようとするあまり、チェーン可能なカードを手当たり次第に発動してくる。
- 遊戯王ONLINE DUEL ACCELERATORでは、このカードが登場する前のシーズン15の時点で既に制限カードに指定されていた。
- WCS2011では、遊星の《シューティング・スター・ドラゴン》と同じく、謎の声の主から受け取った「白紙のカード」が、このカードと《A・O・J ディサイシブ・アームズ》・《トライデント・ドラギオン》の3枚に変化する事で一時的に入手できる。
その後、エンディングで再び白紙のカードに戻るがパスワードで入手できる。
- 最強カードバトル!では、氷結界デッキの最終段階である「氷結界の封印 MAX」のエースモンスターとしてこのカードが投入されている。
デッキ解説では《シンクロキャンセル》を併用してアドバンテージを稼ぐよう説明されている。
しかしデフォルトでは、レベルの関係で、このデッキに入っているカードではどうやってもこのモンスターをシンクロ召喚できない。
ある条件を満たして使用可能になる、デッキ編集可能なビルドデッキに投入する事でのみ、ゲーム中このモンスターのシンクロ召喚が可能になる。
关联卡片
- 氷結界
- 《氷結界の鏡》
−リメイクモンスター
- 《氷獄龍 トリシューラ》
- 《ヴェルズ・ウロボロス》
- 《トリシューラの影霊衣》
―《氷結界の龍 トリシューラ》の姿が見られるカード
- 《煉獄の落とし穴》
このカードを使用する代表的なデッキ
- 【シンクロ召喚】
收录情况
- DUEL TERMINAL −トリシューラの鼓動!!− DT08-JP042 Ultra,Secret
- GOLD SERIES 2011 GS03-JP010 N-Rare,Gold
- THE GOLD BOX GDB1-JP050 Gold
- DUEL TERMINAL −クロニクルIII破滅の章− DTC3-JP060 Ultra,Secret
- THE RARITY COLLECTION TRC1-JP030 Ultra,Secret,Collectors
- 20th ANNIVERSARY PACK 2nd WAVE 20AP-JP074 Ultra-Parallel
- 20th シークレットレア FINAL CHALLENGE PACK 20CP-JPF05 Secret,20th Secret
FAQ
Q:効果分類は何ですか?対象をとる効果ですか?
A:シンクロ召喚に成功した時に任意発動する誘発効果です。
対象をとらず、効果処理時に手札・フィールド上・墓地のカードをそれぞれ指定し、複数のカードを同時に除外します。(10/01/19)
Q:相手フィールドのカードのみを除外する場合、対象をとりますか?
A:このカードの効果は、対象をとらない効果です。
また、効果発動時、手札・フィールド・墓地、どの場所のカードを除外するのかを宣言する事もありません。(10/01/20)
Q:相手の手札・フィールド・墓地のカードのいずれが存在しない場合、効果を発動できますか?
A:はい、発動できます。(10/01/19)
Q:相手の手札・フィールド・墓地のカードが全て存在しない場合、効果を発動できますか?
A:いいえ、発動できません。(10/01/19)
Q:効果を発動し、相手のカードをどれも除外しないということはできますか?
A:いいえ、発動した場合は最低1枚を除外しなければなりません。(10/01/19)
Q:この効果にチェーンされ、相手の手札・フィールド・墓地のカードが全て存在しなくなった場合、どうなりますか?
A:除外する効果は不発になります。(11/08/31)
Q:この効果の発動時と効果処理時でフィールドのカードが変動した場合、どうなりますか?
A:この効果でどこのカードを除外するのか、どのカードを除外するのかを決めるのは効果処理時です。
よってその場合でも効果処理時にカードが存在する場所のカードを除外します。
上記のような手札・フィールド・墓地のカードが全て存在しなくなった場合以外不発になるということはありません。(11/09/02)
Q:効果処理時に、自身が表側表示でフィールドに存在しない場合、効果は不発となりますか?
A:《氷結界の龍 トリシューラ》の効果処理時に、効果を発動した《氷結界の龍 トリシューラ》が表側表示で存在しない場合でも、相手の手札・フィールド・墓地のカードをそれぞれ1枚まで除外します。(10/01/22)
Q:相手の手札を選択する時は、手札を確認して選択するのですか?
A:相手の手札をランダムに選びます。(10/06/24)
Q:相手の手札が公開状態の場合でも、手札のカードはランダムに選択しますか?
A:相手の手札が公開状態の場合でも、一時的に手札を非公開にしてシャッフルし、その後ランダムに除外します。
公開されたままの手札を見ながら、除外するカードを選択するという事はできません。(11/05/09)
Q:《王家の眠る谷−ネクロバレー》が発動している場合や相手のフィールド上に《霊滅術師 カイクウ》が存在する場合、このカードの効果はどうなりますか?
A:手札とフィールドのカードを除外できますが、墓地のカードは除外できません。(10/01/20)
Q:このカードの効果で《王家の眠る谷−ネクロバレー》や《霊滅術師 カイクウ》と墓地のカードを選択した場合、墓地のカードを除外することはできますか?
A:いいえ、できません。(10/02/17)
Tag: 《氷結界の龍 トリシューラ》 シンクロモンスター 効果モンスター モンスター 星9 水属性 ドラゴン族 攻2700 守2000 氷結界
