《ダスト・シュート/Trap Dustshoot》

通常罠(禁止カード)
相手の手札が4枚以上の場合に発動する事ができる。
相手の手札を確認してモンスターカード1枚を選択し、
そのカードを持ち主のデッキに戻す。

 Pharaonic Guardian −王家の守護者−で登場した通常罠。
 ピーピングと手札破壊を行う効果を持つ。

 ノーコストで相手の手札を見てデッキに戻すという効果は、大抵の局面で1:1交換以上となり、ピーピングによる情報アドバンテージも獲得できる。
 先攻1ターン目でこのカードが手札にあった場合、相手の戦略を把握した上で厄介なカードを処理することができる。
 この効果から序盤で一度発動された場合そのデュエルでの情報アドバンテージにも大きな影響を与えた。
 《マインドクラッシュ》との相性も良く、共に無制限カードだった頃は両者をデッキにフル投入し、相手の手札を減らす【指名ハンデス】が流行した。
 《強引な番兵》と比べると、罠カードなのでドローしたターンに使えず、更に相手の手札が4枚以上ないと発動できないのでデュエル後半では腐る危険が大きいのがデメリットである。

 このカードの効果を最大限に活用する場合、《ペンギン・ソルジャー》や《守護者スフィンクス》等のバウンスカードと併用するのがいいだろう。
 デュエル後半でも発動条件を満たしやすくなり、相手の行動を遅らせることもできる。

  • なお、《マインドクラッシュ》は発動時にカード名を宣言するため、このカードの発動にチェーンを組む形で発動するとピーピング前に宣言する事になる。
  • 登場時は発動条件のために手札で腐りやすいため3枚積む意義は薄く、ロックデッキで細々と使われる程度のカードだった。
    しかし第5期に入り《E・HERO エアーマン》・《冥府の使者ゴーズ》などの「手札を減らさない」カードが流行したことでメタカードとして脚光を浴びた。
    その後、墓地を肥やすことにより召喚される《裁きの龍》や《ダーク・アームド・ドラゴン》といったカードや、墓地に存在する事に意味があるカードが多く登場し、それらへの対策として使用された。
    また、当時の環境で他のハンデスカードが軒並み規制された事で、このカードが重宝された。
  • 07/03/01の制限改訂によって、相方の《マインドクラッシュ》、仮想敵である《E・HERO エアーマン》・《冥府の使者ゴーズ》等が全て制限カードに指定された。
    しかし《異次元の指名者》や仮想敵である【ガジェット】等の存在から、このカードの流行は続き、2007年度選考会ではメタとして、このカードを3枚積んだデッキがいくつも上位入賞し注目を集めた。
    07/09/01ではこのカードが制限カードに指定されたものの、それでも大会等でこのカードを目にすることは多かった。
    10/09/01では《大嵐》が禁止カードになったことで伏せ環境へと変化し、発動条件が満たしにくくなり採用率が落ちた。
    11/09/01で《大嵐》が制限復帰、《サイクロン》が制限解除されたことで再び採用率が上昇する。
    12/03/01では「先攻1ターン目にこのカードを伏せ、返しのターンにハンデスし、相手の戦術を全て把握する」という動きが後攻を不利にしており、それを受けてか禁止カードとなった。
  • 「ダスト・シュート」とは高層ビルなどに設置されるゴミ収集機能の1種。
    壁に郵便ポストの様な穴が開いており、ここにゴミを捨てると壁の中に設置された管を落下し、1階や地下にあるゴミ集積場に集まるようにできている。
    各階のゴミを集めて回る必要がないためゴミ収集の手間を大きく省けるが、分別収集に向かないため環境意識が高まるにつれ廃れてきている。
  • 「ダスト・シュート(Dust chute)」という言葉は和製英語であり、英語では「Garbage chute」または「Rubbish chute」と表現される。
    しかしこのカードの英語名は「Trap Dustshoot」と、英語での表現と異なる上に「シュート(chute)」が「shoot」になっており、意味が通じないものになってしまっている。
  • カードのイラストにはピラミッド内と思しき場所が描かれ、《黒蠍−罠はずしのクリフ》が床に設置された落とし穴に落ちそうになっている。
    人の住まないピラミッドにダスト・シュートが必要なはずはないので、このカード自体は遺跡荒らし(ゴミ)を外へ放り出すという落とし穴の形状をダスト・シュートに例えたネーミングであろう。
    この落とし穴の罠とよく似た罠は《無謀な欲張り》のイラストにも描かれている。
  • 原作・アニメにおいて―
    アニメZEXALの「遊馬&凌牙vs陸王&海王」戦において、陸王が類似した効果を持つ通常罠《灼熱の淵−ヴォルカ・アビス》を使用した。
    発動条件は効果ダメージを受けた時となっている。
  • 遊戯王Rではカーク・ディクソンが遊戯に敗北したショックでふらついた拍子に、自身が作った本物のダスト・シュートの罠に引っ掛かってしまった。
  • アニメARC-Vの「遊矢vs九庵堂」戦で九庵堂が使用した通常罠《カイシュート》のイラストでは、このカードがダストシュートに投入されている。

关联卡片

―イラスト関連

收录情况

  • Pharaonic Guardian −王家の守護者− PH-48
  • DUELIST LEGACY Volume.5 DL5-133
  • BEGINNER'S EDITION 2 BE2-JP246
  • DUEL TERMINAL −トリシューラの鼓動!!− DT08-JP048
  • BEGINNER'S EDITION 2(第7期) BE02-JP201 Rare

Tag: 《ダスト・シュート》 罠 通常罠