《早(はや)すぎた埋葬(まいそう)/Premature Burial》

装備魔法(禁止カード)
800ライフポイントを払い、
自分の墓地に存在するモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターを表側攻撃表示で特殊召喚し、このカードを装備する。
このカードが破壊された時、装備モンスターを破壊する。

 Curse of Anubis −アヌビスの呪い−で登場した装備魔法。
 ライフコストを払い、自分のモンスターを攻撃表示で蘇生してこのカードを装備する効果と、自身が破壊された時に装備モンスターを破壊する効果を持つ。

 《死者蘇生》と比べるとライフコストがあり、相手の墓地のモンスターは選べず、攻撃表示でしか出せない。
 しかし、装備魔法故にフィールドに残るため、《霞の谷のファルコン》等でバウンスして再利用する、《光帝クライス》を蘇生して破壊対象にしてドローできるなどコンボの幅が広い。
 加えて《アームズ・ホール》で手軽にサーチ・サルベージできる点が大きく、これ1枚を最大4回使用することも可能。
 《ドラグニティナイト−ヴァジュランダ》との相性も良く、これを蘇生し装備カードとなったところで、効果で墓地へ送れば、エンドフェイズ時まで攻撃力を倍にできる。

  • 墓地のモンスターを対象に選択してカードの発動を行う。(対象をとる(指定する)効果)
    効果発動時の時点では、このカードは対象のモンスターにまだ装備されていない。
    効果処理時にモンスターを蘇生させ、このカードを装備する。
    • 《虚無空間》等をチェーンされ蘇生効果が無効化された場合、このカードを装備させる処理も行えなくなるため、《早すぎた埋葬》は墓地に送られる。
      《サイクロン》等をチェーンされ《早すぎた埋葬》を破壊された場合、一般的な永続カードと同じくこのカードの効果は不発となる。
    • 「装備させる」行為はルールを述べたものであり、「特殊召喚に成功した時」の任意効果はタイミングを逃す事なく発動できる。
  • 例えば相手の《大嵐》等で破壊され、こちらのモンスターが自壊する場合は「自分のカードによって破壊された扱い」である。
    モンスターを破壊しているのは自分の《早すぎた埋葬》のため、「相手のカードによって破壊された」事をトリガーとする効果は誘発しない。
    逆に自分・相手を問わず、「カードの効果によって破壊された」トリガーとする効果誘発に使える。
  • 第2期で収録された時のテキストは、「攻撃表示でフィールド上に出し〜」と、「特殊召喚」の用語が使われていなかった。
    一見すると初期のカード故のテキスト不備に見えるのだが、同パックで収録された《リビングデッドの呼び声》にはしっかりと「特殊召喚」の用語が使われている。
  • 無制限時代は当時環境に存在した《苦渋の選択》や《天使の施し》を用いて最上級モンスターを墓地に送り、このカードで蘇生させ一気に畳み掛けるデッキや、《生還の宝札》と組み合わせてドロー加速を行うデッキで重宝されていた。
    これらのデッキでは完全蘇生やこのカードの再利用を目的とし《ハリケーン》も度々用いられていた。
    初めて制限カードに指定されたのは、《リビングデッドの呼び声》の制限カード化から1年以上遅れた02/05/01の制限改訂である。
    その後は、長い間《リビングデッドの呼び声》と一長一短の関係で、共に必須カードとして投入されていた。
    後に、《アームズ・ホール》でのサーチ・サルベージや、エラッタ前の《氷結界の龍 ブリューナク》によるバウンスでの使いまわしが大流行し、08/09/01の制限改訂により禁止カードとなった。
  • OCGでは赤い十字マークの下から埋められた人が顔と手を出しているイラストだが、TCGでは十字が赤い○マークになっている。
    十字架は六芒星とならびTCGにおいて規制されやすいマークだが、このような修正はかなり珍しい。
  • 過去には検死技術の不完全さから、実際に「早すぎた埋葬」が行われる事があったとされる。
    埋葬された者が棺の中で目を覚まして脱出した、といった噂がしばしば流れており、これが死者復活(→吸血鬼やゾンビ・グールなど)の伝承となったと言われている。
    アメリカの小説家エドガー・アラン・ポーの作品『早すぎた埋葬(早まった埋葬)(The Premature Burial)』は、その出来事を題材とした作品である。
  • 同パックで登場した《浅すぎた墓穴》とカード名が似ている。
    《浅すぎた墓穴》とこのカードはパック内でのカードナンバーが連番になっているため、意図的に似せたのだろう。
  • 原作・アニメにおいて―
    アニメオリジナル「バトルシティ編」「闇バクラvsゴースト骨塚」戦において骨塚が使用。
    《メデューサの亡霊》を蘇生し、《金色の魔象》の融合召喚に繋げた。
    以後、闇遊戯や城之内など、様々なデュエリストが使用している。
    城之内は、《ハリケーン》を用いることで二度使うコンボを使用している。
    初期ライフが4000の中、決して低くないコストでありながら使用率が高いことから、蘇生カードがいかに強いかはあちらでもわかっているようである。
    特に、アニメでは上級モンスターが場に残ることの重要性はこちらの世界よりも重いので、上級モンスターすらも容易に蘇生できるカードの重要性はこちらよりも高いのだろう。
  • アニメGXにおいても万丈目、五階堂、クロノス、影丸、空野(ミスターT)などが使用している。
    装備カードを主軸とする五階堂や、《古代の機械巨人》の生け贄が必要なクロノスにとっては重要なカードなのだろう。
    漫画GXでは、「十代vs万丈目」(1戦目)において十代が使用し、《E・HERO エアーマン》を蘇生している。
    また、同作の「十代vs橘一角」戦にて、十代が使用したカウンター罠《緊急回避》のイラストに描かれている。
  • アニメ5D'sの「カーリーvsディヴァイン」(2戦目)においてディヴァインが使用。
    墓地より、《マジカル・アンドロイド》を蘇生した。
    ライフに関係する効果を多く持つ【サイキック族】のイメージに合うカードである。
    この放送当時はこのカードは既に禁止カードになっていた。
  • アニメZEXALの「遊馬vsカイト」(2戦目)では、ライフコストが無い代わりに蘇生対象がエクシーズモンスター限定である装備魔法《エクシーズ・リバイバル》が登場している。
  • アニメVRAINS第32話で島直樹が見ていたネットのハンドルネームの1つに「早すぎたmy soul」という名前が確認できる。
    他のハンドルネームが放送時の禁止カードの捩りであることを踏まえると、このカード名を捩ったものだろう。
  • コナミのゲーム作品において―
    DM6 エキスパート2ではこのカードで《クリッター》や《黒き森のウィッチ》を蘇生してモンスター側が先に破壊されるとサーチ効果を2回使えるバグがあった。
    SPIRIT SUMMONERでは、《ラーの翼神竜》を蘇生させると、なぜかタイミングを逃した扱いになり効果を使用できない。
    恐らく、「装備させる」処理が挟まることが原因なのだろうが、上記の通りこれはタイミングを逃す原因にはならないはずである。
    他のモンスターは正しく実装されているだけに不思議な光景である。

关联卡片

―カードの発動時に蘇生・帰還を行う装備魔法

―類似効果

―派生・パロディカード

―類似カード名

收录情况

  • Curse of Anubis −アヌビスの呪い− CA-38 Rare
  • STRUCTURE DECK−遊戯編− YU-30
  • STRUCTURE DECK−海馬編− KA-19
  • DUELIST LEGACY Volume.1 DL1-126 Super
  • STRUCTURE DECK−城之内編− Volume.2 SJ2-027
  • BEGINNER'S EDITION 1 BE1-JP091 Super
  • ストラクチャーデッキ−ドラゴンの力− SD1-JP013
  • ストラクチャーデッキ−灼熱の大地− SD3-JP018
  • ストラクチャーデッキ−海竜神の怒り− SD4-JP017
  • ストラクチャーデッキ−魔法使いの裁き− SD6-JP020
  • ストラクチャーデッキ−守護神の砦− SD7-JP018
  • STARTER DECK(2006) YSD-JP023
  • ストラクチャーデッキ−閃光の波動− SD11-JP021
  • STARTER DECK(2007) YSD2-JP025
  • ストラクチャーデッキ−巨竜の復活− SD13-JP021
  • BEGINNER'S EDITION 1(第7期) BE01-JP083 Rare

FAQ

Q:《ザ・キックマン》等、特殊召喚成功時の任意効果は発動できますか?
A:発動できます。

Q:《激流葬》《地獄の暴走召喚》等、特殊召喚成功時に他のカードの効果は発動できますか?
A:発動できます。

Q:自分のフィールドに《リビングデッドの呼び声》が伏せてある状態で《早すぎた埋葬》を発動し、墓地の《クリッター》を選択しました。
  相手はそれにチェーンし、《リビングデッドの呼び声》を対象に《サイクロン》を発動しました。
  さらに自分はそれに《リビングデッドの呼び声》をチェーンし、墓地の《クリッター》を選択しました。
  この結果、《早すぎた埋葬》で選択した《クリッター》は対象になった後一度フィールドに出て改めて墓地へ置かれる事になります。
  《早すぎた埋葬》での蘇生は通常通り処理されるのでしょうか?
A:《クリッター》は一度墓地を離れていますので、《早すぎた埋葬》は不発になります。(07/12/09)

Q:フィールドに《早すぎた埋葬》を装備したモンスターが居ます。
  別のモンスターに対し《力の集約》を発動した場合、どうなりますか?
A:《早すぎた埋葬》は対象不適切となり破壊されます。
  装備モンスターもその時に破壊されます。

Q:《早すぎた埋葬》にチェーンして《力の集約》を発動した場合、対象としたモンスターは蘇生されて破壊されますか?
  それとも、そもそも特殊召喚されませんか?
A:モンスターが蘇生されるのは、効果処理時です。
  この場合は逆順処理で《早すぎた埋葬》の効果処理時に来る前に破壊されるため、モンスターは特殊召喚されません。

Q:《ホルスの黒炎竜 LV6》を蘇生した場合、《ホルスの黒炎竜 LV6》はこのカードが破壊されたときどうなりますか?
A:「魔法カードの効果を受けない」ので、破壊されません。

Q:装備モンスターが《明鏡止水の心》・《サイバー・フェニックス》の効果を受けていた場合、どうなりますか?
A:その場合、それらのカードが持つ効果により装備モンスターは《早すぎた埋葬》の効果を受けず、破壊されません。

Q:《ロード・オブ・ドラゴン−ドラゴンの支配者−》がフィールドにいても、このカードで墓地のドラゴン族を対象に選択でき、蘇生できますか。
A:はい、可能です。

Q:《ロード・オブ・ドラゴン−ドラゴンの支配者−》が居るときにドラゴン族を蘇生した場合、どうなりますか?
A:《ロード・オブ・ドラゴン−ドラゴンの支配者−》は「対象にされない」効果です。
  「既に対象にされている」場合はその効果を打ち消すことができないため、《早すぎた埋葬》が破壊されたときドラゴン族も破壊されます。

Q:《鉄の騎士 ギア・フリード》をこのカードで蘇生しました。
  そして発動する誘発効果にチェーンして《非常食》で《早すぎた埋葬》を処理した場合、《鉄の騎士 ギア・フリード》は完全蘇生になりますか?
A:はい、完全蘇生になります。


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