《王宮 のお触 れ/Royal Decree》
永続罠 (1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、 このカード以外のフィールドの全ての罠カードの効果は無効化される。
BOOSTER5で登場した永続罠。
魔法&罠ゾーンに存在する限り、このカード以外のフィールドの罠カードの効果を無効にする効果を持つ。
表側表示で存在する限り、自他共にこれ以外の永続罠及びフィールドで発動した通常罠・カウンター罠の効果を全て無効にする。
スペルスピード2の罠カードにチェーンすれば、そのままその罠カードの効果を無効にできる。
かつては有名な使い方として「罠カードを全く投入しないデッキにこのカードのみをフル投入する」というものがあった。
しかし、第9期頃から罠カード全体の採用率が著しく低下してしまったことにより、両プレイヤーがお互いに罠カードを使用しないという状況が散見されるようになったことで、この使い方は廃れてしまった。
ただ、罠カード全体の採用率が大幅に下がったとはいえ、現在も罠カードをキーカードとしているデッキは一部存在しており、そのようなデッキに対するメタとしてサイドデッキに投入する価値はあるカードといえるだろう。
- 《王宮のお触れ》のカードの発動の処理について―
- 永続効果故に効果処理時にフィールドに存在しないと効果が適用されない。
そのため、《王宮のお触れ》のカードの発動にチェーンされ《王宮のお触れ》が破壊された場合、効果は適用されない。 - セットしてある《王宮のお触れ》を表側表示にしてカードを発動したとき、これにチェーンした罠カードの効果は無効にできない。
チェーン処理はチェーンを積んで逆順処理を行うため、《王宮のお触れ》より後に組まれた罠カードの効果は無効化されないのである。
例えば、1:《王宮のお触れ》、2:《リビングデッドの呼び声》
とチェーンを組んだ場合、《リビングデッドの呼び声》が先に処理をされるために《リビングデッドの呼び声》の効果は無効にされない。
特に《サンダー・ブレイク》や《砂塵の大竜巻》をチェーンすれば効果を適用することなく破壊することができる。 - 一方で《王宮のお触れ》が破壊されていないなら、より前にチェーンを組んだ罠カードは無効化する。
1:《大嵐》、2:《リビングデッドの呼び声》、3:《王宮のお触れ》
とチェーンを組んだ場合、《王宮のお触れ》は最終的には破壊されるが、チェーン途中の《リビングデッドの呼び声》を無効にしてしまう。 - カウンター罠の発動にスペルスピードの遅い《王宮のお触れ》をチェーン発動することはできない。
従って、カウンター罠を警戒するなら、あらかじめに発動しておく必要がある。
相手のターンでこのカードを発動すれば、そのターンで新たにセットした罠カードの効果を無効にできるので、その罠カードをシャットアウトすることもできる(エンドお触れ)。
- 永続効果故に効果処理時にフィールドに存在しないと効果が適用されない。
- 既にフィールドに表側表示で存在している場合の処理について―
- このカードは「効果を無効化する」効果であって「発動を無効にする」効果や「発動を禁止する」効果ではない。
- 効果が無効になるのを承知のうえで、墓地を肥やすために手札コストなどを支払うといった事も可能。
同じ理屈で、《銀幕の鏡壁》等の維持コストも払い続ける必要がある。 - 「カウンター罠の発動に成功する」ことが条件の効果モンスターである《豊穣のアルテミス》等は効果を使うことが可能。
即ち、このカードは《裁きを下す者−ボルテニス》や《天空の聖域》の影響下にある《天空聖者メルティウス》の効果で破壊することができる。
【エンジェル・パーミッション】を使うのであれば覚えておきたい。
- 効果が無効になるのを承知のうえで、墓地を肥やすために手札コストなどを支払うといった事も可能。
- 既に適用され、かつ既にフィールドに存在しない罠の効果は無効化しない。
例:《和睦の使者》の効果が既に適用されている場合、その後から《王宮のお触れ》のカードの発動をしても、既に適用済みの《和睦の使者》の効果は無効化されない。 - フィールド以外で発動する罠カードの効果は無効化しない。
墓地に送られてからの効果を持つ《黄金の邪神像》や、発動後のデッキ内の《王家の財宝》などは有効となる。 - フィールドで罠カードが発動したならば、その罠カードが効果処理時に墓地に存在している場合でも無効化される。
例:《奈落の落とし穴》に《非常食》をチェーンして直後に墓地に送っても、《奈落の落とし穴》の効果は無効化される。
- 適用中に発動した罠カードは、無効化された後、通常罠・カウンター罠は墓地へ送られ(除外される場合もある)、永続罠はフィールドに残る。
- 《王宮のお触れ》がフィールドにあっても《アトラの蟲惑魔》がいる状態で自分のコントロールされる罠カードは無効にされない。(13/09/22)
- 《リビングデッドの呼び声》とその効果で特殊召喚されたモンスターがフィールドにいる状態で、《王宮のお触れ》の効果が適用される状態になっているときの扱い。
- 《大嵐》等で《リビングデッドの呼び声》と《王宮のお触れ》が同時に破壊される場合も、《リビングデッドの呼び声》の効果でモンスターが破壊されることはない。(13/10/16)
- 《王宮のお触れ》が先に破壊された後は、《リビングデッドの呼び声》とモンスターの関係は復活する。(上記、無効化された永続罠の効果復活のとおり)
- 《大嵐》等で《リビングデッドの呼び声》と《王宮のお触れ》が同時に破壊される場合も、《リビングデッドの呼び声》の効果でモンスターが破壊されることはない。(13/10/16)
- デッキ構築の際、スロットの圧迫が厳しい場合はこのカードを投入することで罠カードのスロットを削る事ができる。
当然キーカードとしても有効で、このカードをメインデッキに入れているデッキは【お触れビート】と呼ばれる。
こちら側は罠カードをほとんど投入しないことで相手の罠カードのみを封じ込め、長い間フィールドに存在することでフィールドをコントロールするのである。
中でも、魔法カードを封じる効果を持つホルスの黒炎竜を併用した【お触れホルス】は有名。
- サイドデッキの常連として定着している罠カード対策の基本であり、罠の投入率の高いデッキに対しては2戦目から猛威をふるう。
罠カードの多い【ロックバーン】等のコントロールデッキに対しては、かなり優位に立つことができるだろう。
- このカードと《人造人間−サイコ・ショッカー》の存在により、かつては罠カードの採用率が低い時代が続いていた。
元々このカードを前提として罠カードは魔法カードより強めにデザインされているのだが、あらゆる罠カードを無力化してしまう効果は強すぎると言われていた。
現在では、《サイクロン》の無制限カード化や、《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》の登場等の理由で、どちらも以前ほどは影響力を持ってはいない。
- 07/09/01の制限改訂で準制限カードに指定された。
しかし、入れ替わりで《人造人間−サイコ・ショッカー》が準制限カードに制限緩和され、結果的に罠封じカードの総数に変化はなかった。
その後08/03/01の制限改訂で《人造人間−サイコ・ショッカー》が制限解除された。
さらに《神の宣告》・《魔宮の賄賂》・《剣闘獣の戦車》といったカウンター罠の蔓延からか、このカードも08/09/01の制限改訂で一旦は制限解除された。
しかしその後、このカードで無効にできる強力な罠カードが増えすぎたせいか、10/03/01の制限改訂で再び準制限カードに舞い戻るものの、10/09/01でまた無制限カードに戻っている。
同時に《大嵐》が禁止カードに指定されており、多くの伏せカードに対処するのが難しくなったことからのバランス調整ともとれそうだが、その当時はカウンター罠が跋扈する環境でそれらに対処しやすい《盗賊の七つ道具》が優先されていた。
また、高速化した環境では相手ターンに大型モンスターに対処できる罠カードの採用率は上がっており、自分も罠カードを使用しにくくなるこのカードより共存可能な《トラップ・スタン》と枠を争う事も多くなった。
- 対を成す《王宮の勅命》が長らく禁止カードであった間、何故このカードが現役なのかとよく問われた1枚。
主な理由として、魔法カードと罠カードでは魔法カードの方が重要性・採用率共に優れている点や、エラッタ前の《王宮の勅命》はライフコストを払わない選択をすることでわざと自壊させて相手のみロックできた点などが挙げられる。
- ロックを打破するのに有効なカードではあるが、このカード自体もロックを仕掛けるカードであることは覚えておかなければならない。
- 最初期から現在まで、長らく关联卡片が登場する王宮シリーズの始まりのカード。
この後も様々なカードが出ているが、背景ストーリーでは謀反を起こされ終焉を迎えてしまったようである。(詳細については王宮及び《王宮の陥落》を参照)
なお、このカードを使用すると王宮及び暴君、果ては《大革命》まで無効にしてしまう。
- 「お触れ」とは、役所からの布令(官署からの命令)や示達(官庁から国民への文書での通知)、つまり権力者から一般民へと法令を知らしめること。
しかし、イラストでは他の王宮シリーズにも見られる王と思われる人物が出ている。
- 原作・アニメにおいて―
アニメオリジナル「ドーマ編」において、「海馬vsアメルダ」(1戦目)でアメルダが使用。
海馬の《死のデッキ破壊ウイルス》の発動を防いだが、後にフィールドに伏せられた《死のデッキ破壊ウイルス》を思わぬ形で使用されることになる。
- アニメGXにおいては「十代vs空野」戦において空野が使用。
十代の罠カード《シークレット・ミッション》を無効にし、【お触れホルス】の布陣を築いた。
- 「決闘者の王国編」において、ペガサスが大会のルール説明をしているシーンがあるが、このシーンの映像とこのカードのイラストはほとんど同じものとなっており、ある程度王宮とペガサス城の外観は共通している。
イラストの中心に描かれている王の位置にペガサスがいた。
- コナミのゲーム作品において―
昔のゲームではCOMの思考に問題があるのか、このカードが発動していても相手は罠カードを発動してくる。
これは《王宮の勅命》でも同じである。
DUEL TERMINALでは隠しデッキ、「ブラック・メガフレイム」にこのカードが収録されている。
おそらく、スピードデュエルでも【お触れホルス】を再現させるためだろう。
关联卡片
- 王宮
- 《人造人間−サイコ・ショッカー》
- 《黒の魔法神官》
- 《罠封印の呪符》
- 《トラップ・スタン》
このカードを使用する代表的なデッキ
- 【お触れビート】
- 【お触れホルス】
收录情况
- BOOSTER5
- Booster R3 B3-45 Rare
- Booster Chronicle BC-75 Super
- DUELIST LEGACY Volume.4 DL4-117 Rare
- STRUCTURE DECK−遊戯編− Volume.2 SY2-053
- 公認大会賞品(2004年6月) PC4-002 (N-Parallel)
- BEGINNER'S EDITION 2 BE2-JP106 Super
- ストラクチャーデッキ−戦士の伝説− SD5-JP035
- GOLD SERIES GS01-JP018 (Gold)
- BEGINNER'S EDITION 2(第7期) BE02-JP080 Super
- THE GOLD BOX GDB1-JP018 Gold
- ブースターSP−トライブ・フォース− SPTR-JP057
- 20th ANNIVERSARY PACK 1st WAVE 20AP-JP019 N-Parallel
FAQ
Q:裏側表示のこのカードが《砂塵の大竜巻》で破壊されそうになった時に、このカードを発動して破壊効果を止めることはできますか?
A:はい、効果が無効になるのでこのカードの破壊を防ぐことができます。
Q:このカードが発動された時、《盗賊の七つ道具》の効果で破壊する事ができますか?
A:はい、このカードの発動にチェーンすれば、無効にして破壊することができます。
Q:このカードと相手が先に発動しておいた《人造天使》が表側表示で存在しています。
相手がカウンター罠の《キックバック》などを発動した場合、カウンター罠の効果は無効になりますが、《人造天使》の人造天使トークンは特殊召喚されるのでしょうか?
A:《王宮のお触れ》の効果で《人造天使》が無効化されているので人造天使トークンを特殊召喚できません。
Q:《王宮のお触れ》の発動にチェーンして《砂塵の大竜巻》を発動し、《王宮のお触れ》を破壊することはできますか?
A:《王宮のお触れ》よりも後にチェーンした《砂塵の大竜巻》の効果は《王宮のお触れ》では無効にされないため可能です。
Q:《王宮のお触れ》が存在する時、通常罠の発動にチェーンしてその通常罠を《サイクロン》で破壊した場合、通常罠の効果は無効になりますか?
A:無効となります。(15/02/23)
Q:《王宮のお触れ》が存在する時、《EMピンチヘルパー》《宝玉の集結》などの「自身を墓地へ送ることで発動する永続罠の効果」は無効になりますか?
A:無効となります。(15/02/23)
Tag: 《王宮のお触れ》 罠 永続罠
