強欲(ごうよく)(つぼ)/Pot of Greed》

通常魔法(禁止カード)
デッキからカードを2枚ドローする。

 Vol.3で登場した通常魔法。
 デッキからカードを2枚ドローする効果を持つ。

 発動条件もコストもなく、手札を1枚増やすことができる。
 どれほど強力なカードでも、デッキの中に眠ったままでは意味がない。
 それらを手札に引き込める可能性を増やすこのカードは、単純ながらトップクラスの性能を誇る魔法カードだと言える。

  • 最初期から存在し、かつ入手しやすい事もあり、かつてはデッキへの投入率はほぼ100%を誇っていた。
    • ごく少数のこのカードを採用しない例は《異次元の境界線》を採用するデッキである。
      【Vドラコントロール】などがその一例。
    遊戯王OCGにおける、ドローカードの代名詞的存在であった。
    後に登場したドロー効果を持つ魔法・罠カードの多くが、このカードをモチーフとしている。
  • 00/04/01から長らく制限カードの位置で踏み留まり続けていたが、06/03/01の制限改訂でとうとう禁止カードに指定されてしまう。
    この時、代わりに《天使の施し》が制限復帰している。
    KONAMIは、基本的にドローカードに厳しい姿勢で臨む傾向があるが、この様な「似た効果のカードの入れ替え」は度々起こっているので、復帰の可能性も0ではないと思われた。
    しかし、その後の07/03/01で《天使の施し》が再び禁止カードになったにもかかわらず、このカードは制限復帰しなかった。
    • 遊戯王OCGにおいて、《強欲な壺》と《天使の施し》の2大ドローソースが共に禁止カードになるのはこの時が初めてで、現在もこの状態は変わってない。
      その後もいくつかの下位互換ですら制限カード等に指定されており、この点からも無条件ドローの強力さをうかがい知る事ができる。
  • このカード同様「1枚で2枚以上のカード・アドバンテージを稼げるカード」はパワーカードと呼ばれ、大会等で流行した後、規制されるケースが多い。
    そうした意味ではこのカードはその開祖の一つともいえる。
  • このカードに規制が掛けられていることは、遊戯王OCGでの1枚の手札消費の大きさを象徴している。
    後から登場した多くのドローカードには、何らかの条件かデメリットが付随している。
    その影響で、手札消費が少ない【スタンダード】・【除去ガジェット】等が環境を支配した時期もあった。
  • このカードが禁止カードに指定された事により、《壺盗み》等が、どうしようもないカードになってしまった。
  • 禁止カードに指定されている中、海外ではDuelist Pack:Kaibaに収録された。
    しかも、アルティメットレア仕様での収録は、初となる。
  • 初期テキストは以下の通り。
    自分のデッキからカードを2枚ひく。
    ひいた後で強欲な壺を破壊する。
    知る人ぞ知る、「壺破壊効果」である。
    このテキストが後にマスターガイド2における記述やアニメでの演出に影響することとなる。
  • 「マスターガイド2」によると、入れた手を出した直後に、爆発する構造らしい。
    同本によると、実は生物であり、《カウンタークリーナー》・《グリード・グラード》等のイラストでは、その動く様が実際に確認できる。
    成長すると、筋骨隆々な手足と胴が生え、壺の部分を頭部とした非常にたくましく怪しい姿になる。
    他の魔法カードにはない不気味さを感じさせる。
    また、《臨時収入》を見る限り高価な物のようである。
  • 2019年7月25日に行われた「遊戯王OCG 10000種突破記念大投票」第1期投票では第10位にランクインした。
  • 2019年11月29日に、実物の陶芸品としてプレミアムバンダイから商品化。
    美濃の職人が1つ1つ手塗りしており、税込1万1550円と言う高価な品であったが、予約開始から数時間で完売。
    さらに二次予約に至っては1分前後で完売となった。
  • 原作・アニメにおいて―
    「バトルシティ編」における「闇遊戯vs海馬」において闇遊戯が使用。
    海馬の《オベリスクの巨神兵》の攻撃に対して発動され、《オシリスの天空竜》の攻撃力を上げることで両者の相打ちに持ち込んだ。
    このデュエルに前後して《遺言の札》や《天よりの宝札》、《命削りの宝札》といったより強力なドローソースが多数登場しており、さらに魔法カードの発動制限があるため、あちらの世界ではそれほど強力なカードとして認識されていないのかもしれない。
    アニメでは、「遊戯vs人形(マリク)」戦にて人形(マリク)が使用したのが初出であった。
    以降は、「乃亜編」から海馬を筆頭に多用され始め、カード消費の多くなりがちなストーリー展開を下支えする代表的ドローソースとして、アニメオリジナルデュエルを中心に《天よりの宝札》などと共に頻繁に使われるようになった。
    そして、「ドーマ編」ではこのカードを模した本物の壺が登場しており、ペガサスはこの中に遊戯達に託すカードを隠していた。
  • 「乃亜編」では「杏子vsビッグ2(大瀧)」戦、「海馬vsビッグ5(大門)」戦において、杏子と海馬が手札のこのカードを発動せずに温存している。
    海馬の場合は大門の伏せカードが《王宮の勅命》だったことから温存は正しい選択だったと言えるが、杏子の場合は自らリバースした《ファイヤーソーサラー》のコストとして除外されてしまっている。
  • 原作ではOCG初期のテキストが採用されたため、ドロー後に《強欲な壺》が破壊される事になっていた。
    アニメでは新テキストのためか、この演出は「遊戯vsラフェール」(1戦目)で遊戯が使用した時以外されなかった。
    またこのカードの壺が実体化したのは「舞vs闇マリク」戦で、闇マリクが使用した時のみで、その時には壺の中から手が出てくるという演出がなされた。
  • アニメGXにおいても必須カードとして多くのデュエリストが頻繁に使用した。
    このカードが初めて登場した「十代vs翔」戦では、翔が初期テキストで説明していた。
    こちらでは頻繁に壺が実体化し、破壊される演出がそれなりに使われている。
    第2期の中頃に禁止カードとなった事を受け、第3期以降では全く使用されていない。
    以後、手札増強の役割は、《ホープ・オブ・フィフス》等のカードに取って代わられている。
    またアニメGXでは、「ヨハン(ユベル)vsアモン」戦でユベルが、「2枚ドローしドローしたカードがこれまで使用したカードなら除外する」というこのカードの条件付きの通常魔法《アカシックレコード》を使用している。
  • アニメGXの「エドvsDD」戦で、エドが使用した通常罠《強欲協定》のイラストに描かれている。
  • アニメZEXALII(セカンド)の「IV(フォー)vsナッシュ」戦においてIVが使用した通常罠《パニック・シャッフル》のイラストに描かれている。
  • 漫画GXでは、十代、紅葉が使用した。
    他にも展開の都合上、OCGであれば反則的なドロー効果を持つオリジナルカードが多数登場しており、魔法カード《壺の中の魔術書》のイラストにも確認できる。
    ドローする枚数に合わせてなのか、壺の中から出ている魔術書も3冊である。
  • アニメ5D'sでは、このカードのライディングデュエル版と言える、《Sp(スピードスペル)−アクセル・ドロー》と《Sp(スピードスペル)−シフト・ダウン》が登場している。
    前者は自分だけがスピードカウンターが12個という発動条件を持ち、後者はスピードカウンターを6個取り除くという条件のため気軽に使えないように調整されている。
  • アニメARC-Vの「遊矢vs九庵堂」戦でフィールド魔法《クイズ・フロンティア−エクストラ・ステージ》にて、「イラストに描かれた歯は何本?」というクイズが出題された。
    正解は20本で、九庵堂は見事に正解していた。
  • アニメVRAINS第32話で島直樹が見ていたネットのハンドルネームの1つに「強欲な壺ニラ」という名前が確認できる。
    他のハンドルネームが放送時の禁止カードの捩りであることを踏まえると、このカード名を捩ったものだろう。
    また、第47話においてはPlaymakerが出現したことを知らせるバーチャル画面が表示された際、「強欲なニュース24」と表示されており、アイコンがこのカードのイラストの壺になっている。
    またAiの使用した通常魔法《Ai(アイ)マイン》のイラストでAi(イグニス体)が発掘している様子が描かれている。
  • コナミのゲーム作品において―
    ゲームでの初登場は、DM3であった。
    「カードを2枚ドローした後、このカードを捨てる」という効果であった。
    一見OCGのものと違いはないが、同ゲームでは手札を5枚以上持つことができず、またこのカードが効果処理時手札に残っているので、厳密には「(このカードを含めて手札が5枚を越えない限り)カードを2枚(まで)ドローした後、このカードを捨てる」という事になる。
    つまり、このカードを含めて手札が3枚以下でないと、2枚ドローができない。
    それどころか、手札が5枚の時に使うと、1枚も引けずにこのカードが消えるだけになってしまう。
    また、DM4では何故か「城之内デッキ」でしか使用できなかったので、城之内デッキの圧倒的優位を助長していた。
    (原作で使用していたのは遊戯のみだが、当時は原作漫画がそこまで進んでいなかったためだろう)
    DM7・DM8では、通常魔法もセットしてから発動する仕様であったため、効果処理時に手札に残ることはなくなった。
  • TAG FORCEでは、主人公の初期デッキと同じデッキを使う「初心守」というキャラ以外の全キャラがこのカードをデッキに入れており、その上全キャラが専用ボイスまで喋る。
  • DUEL TERMINALのアクションデュエルXにおいては、特殊コマンドとして登場した。
    2回行動ができるようになる。
  • WCS2009では、上記の《Sp(スピードスペル)−アクセル・ドロー》と《Sp(スピードスペル)−シフト・ダウン》がオリジナルカードとして登場した。
  • デュエルリンクスでは、自分の墓地に「E・HERO」が存在する場合の3回目の通常ドローがこのカードになるスキル「奇跡のドロー」を十代が習得する。
    上記のアニメのように、このカードや《E・HERO バブルマン》によるドローで逆転していることに由来したスキルだろう。
    「強力なカード」の一種であり、「デュエル開始時にランダムで強力なカードを1枚手札に加える」という効果を持つ対CPU戦限定のアイテム「エクストラカード」の対象になっている。
    • また、《レスキューキャット》の代わりにカードラボエリアのゴミ箱に隠れている事があり、その場合少量のジェムが手に入る。

关联卡片

―カード名関連

―コストなしで2枚ドローする効果(手札交換を除く)

―《強欲な壺》关联卡片

―《強欲な壺》の姿が見られるカード

このカードを使用する代表的なデッキ

  • 【レンハン】

收录情况

  • Vol.3
  • 幻の召喚神−PHANTOM GOD− PG-59 N-Rare
  • STRUCTURE DECK−遊戯編− YU-21
  • STRUCTURE DECK−城之内編− JY-24
  • DUELIST LEGACY Volume.2 DL2-083 Rare
  • STRUCTURE DECK−遊戯編− Volume.2 SY2-026
  • BEGINNER'S EDITION 1 BE1-JP134 Super
  • ストラクチャーデッキ−ドラゴンの力− SD1-JP015
  • ストラクチャーデッキ−アンデットの脅威− SD2-JP017
  • ストラクチャーデッキ−灼熱の大地− SD3-JP019
  • ストラクチャーデッキ−海竜神の怒り− SD4-JP018
  • BEGINNER'S EDITION 1(第7期) BE01-JP115 Super
  • 決闘王の記憶−決闘都市編− 15AY-JPB26 Ultra

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