《RUM −バリアンズ・フォース/Rank-Up-Magic Barian's Force》
通常魔法 自分フィールド上のエクシーズモンスター1体を選択して発動できる。 選択したモンスターと同じ種族でランクが1つ高い 「CNo.」または「CX」と名のついたモンスター1体を、 選択したモンスターの上に重ねて エクシーズ召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。 その後、相手フィールド上にエクシーズ素材が存在する場合、 相手フィールド上のエクシーズ素材1つを、 この効果で特殊召喚したエクシーズモンスターの下に重ねてエクシーズ素材とする。
LORD OF THE TACHYON GALAXYで登場した通常魔法。
RUMの1枚であり、特定のエクシーズモンスターをエクシーズ素材にしてエクシーズ召喚する効果と、エクシーズ素材を奪う効果を持つ。
エクシーズモンスターを1つ上のランクにランクアップするRUMの開祖。
CXやCNo.の多くは特定のエクシーズモンスターをエクシーズ素材とすることで効果を使用でき、主にそれらの効果を使うために使用するカードである。
また、効果は制限されるものの種族さえ合っていれば対象とするエクシーズモンスターがCXやCNo.に記されたカードである必要はない。
他のカードの効果による自壊や攻撃不可といった制約を回避する手段としても利用できる。
もう1つの特徴として、相手のエクシーズ素材を1つ奪う効果がある。
しかし、エクシーズ素材を複数有する相手では1つだけ奪っても効果を使用不可能にはできず、相手への抑止力にはなりにくい。
また、エクシーズ素材を奪えても、ほとんどのCXやCNo.は1ターンに1度しかエクシーズ素材を消費できないため、全てを使い切る前に除去される事が大半である。
一応、《CNo.106 溶岩掌ジャイアント・ハンド・レッド》や《CX 冀望皇バリアン》は、エクシーズ素材が多いほど恩恵を受けやすい。
もっとも、相手のフィールドにエクシーズモンスターがいつも存在しているとは限らないため、あくまでオマケの効果と考えたほうが良い。
問題は、他のRUMと比較してこのカードの効果が大きな優位点になっていないという点である。
まず《RUM−ヌメロン・フォース》は、CXには対応しない代わりにエクシーズモンスターに限らず複数のカードの効果を無力化できる。
あちらはエクシーズモンスターが除去された場合でも有効であり、永続カードを多用する相手ならそのままフィールドを圧迫させる事もできる。
単純な比較の上ではあちらの方が効果範囲が広く、影響力も強い。
また、ランク6以上のCX、CNo.ならば種族の縛りなく出せる《RUM−アージェント・カオス・フォース》が存在し、ランク5のCNo.も同様に種族の縛りが無い《RUM−リミテッド・バリアンズ・フォース》の方が使いやすい。
そのため、このカードを使う意義は以下のランク5以下のCXを採用する場合に限られる。
しかし、該当モンスターはいずれも汎用性が低く、総じて他のRUMより優先するのはかなり厳しい。
RUM全般に言えることだが、エクストラデッキを圧迫しがちであり、なおかつエクシーズ召喚ができない場合は腐る。
素材のエクシーズモンスター自体が除去されたり、対応するモンスターがエクストラデッキから尽きた場合も同様である。
わざわざこのカードを使わなくても、普通のエクシーズ召喚で出せるモンスターだけでも十分対応できる場合も多く、カードを余分に消費してまで使うべきかはよく考えたい。
《リサーガム・エクシーズ》は罠カードなので1ターンかかるものの、あらゆる魔法カードでこのカードと同じ範囲のランクアップが可能。
RUMをコストにしなければデメリットが発生するが、上に重ねるエクシーズモンスターで克服できる他、エクシーズモンスターの全体強化もできるなど、総じてこちらよりも利便性の高い効果である。
- 対応するエクシーズモンスターはRUMを参照。
- エクシーズ素材を奪う効果を処理した場合、相手の《奈落の落とし穴》や《激流葬》のタイミングを逃す事になる。
ただし、自分の効果がタイミングを逃す事にもなり、《CNo.104 仮面魔踏士アンブラル》と《CX 機装魔人エンジェネラル》の効果は発動できなくなる。
- 一部のCNo.とCXなどの特定のエクシーズ素材を必要とするエクシーズモンスターは、このカードでその特定のエクシーズ素材を奪われると効果を失う。
そのため、CNo.とCXを出すカードでありながら、そのメタにもなる。
- 初のRUMだが、登場当初は対応しているモンスターが非常に少なく、汎用性がかなり低かった。
しばらくして対応モンスターは増えたが、より使いやすい《RUM−リミテッド・バリアンズ・フォース》・《RUM−ヌメロン・フォース》も登場してしまう。
このカードのCXを出せる利点も、当時は汎用性の低い《CX ダーク・フェアリー・チア・ガール》しか出せなかった点が痛かった。
その後、コレクターズパック−ZEXAL編−でCXの種類が増えたが、《RUM−アージェント・カオス・フォース》の登場により、立場はあまり変わっていない。
コレクターズパック−ZEXAL編−収録のCXのうち、有用なものは軒並み高ランクだったのも痛い点である。
- 原作・アニメにおいて―
アニメZEXALII にてバリアン世界の住人が所有しているカード。
当初はギラグが使用しており、洗脳した人間にこのカードを渡して刺客に仕立てていた。
それらの人物は総じてNo.非所有者であるため、自身のエクシーズモンスターをCXにするために使用している。
その後、ギラグ・アリト・ミザエル・ベクターが自身のNo.をCNo.にする際に使用している。
No.96もベクターからこのカードを譲り受けており、「アストラルvsNo.96」戦の中で自身をカオス化させた。
エクシーズ素材を奪う効果名は「カオス・ドレイン」。
効果名が存在する珍しい魔法カードである。
- アニメでは以下の効果だった。
通常魔法 自分フィールド上のモンスターエクシーズ1体を選択して発動する。 選択したモンスターよりもランクが1つ高い 「C(カオス)」と名のついたモンスターエクシーズ1体を、 自分のエクストラデッキから、選択したモンスターの上に重ねてエクシーズ召喚できる。 この効果でエクシーズ召喚したモンスターエクシーズは 「戦闘では破壊されない効果」を無効にする。 また、相手フィールド上に存在するモンスターエクシーズ1体を選択して発動できる。 選択したモンスターのエクシーズ素材全てを、 このカードの効果でエクシーズ召喚したモンスターエクシーズの 下に重ねてエクシーズ素材とする事ができ、選択したモンスターの攻撃力は、 このカードの効果で奪われたエクシーズ素材の数×300ポイントダウンする。
アニメのテキストでは当初「CX」エクシーズモンスターにしか対応していなかったが、バリアン七皇がCNo.を使用するようになってからは「C 」と名のついたエクシーズモンスターに対応するよう修正されている。
アニメZEXALシリーズはOCG化されてもテキストは修正されないが、このカードは珍しい例外である。
また、アニメのイラストはOCGと比較すると全体的に赤みが弱く、細部が若干異なっている。
- 上記の通り、このカード自体の効果でエクシーズ素材を奪ったり破壊耐性を消しているのだが、作中で使用した人物は総じて特殊召喚されたモンスター自体に付与される効果であるかのように述べている。
- OCG化の際に大幅に弱体化したにも拘らず、Vジャンプ2013年1月号や公式サイトのLORD OF THE TACHYON GALAXYの商品ページでは「アニメ版よりも使い易くなった」と紹介されている。
効果そのものは明らかに使いにくくなっているが、下記の通りアニメではこのカードの使用には危険性や誓約もあったので、その意味では使いやすくなったと言えなくもない。
- このカード及び《RUM−リミテッド・バリアンズ・フォース》はバリアン世界のカードであり、本来バリアン世界の住人以外は所持していない。
ただし、バリアン世界の住人はバリアン態である必要があり、人間世界では人間の姿になってしまうため、CXやCNo.共々使用できなかった。
そのため、人間の姿で地上にいたギラグや、精神世界で海美に干渉したベクターはこのカードの力で相手を洗脳し、このカードを使用して遊馬と戦わせていた。
洗脳された相手は、額にこのカードのイラストに描かれているバリアンの紋章が浮かびあがるという演出が見られた。
この紋章は外部から視認できるようで、遊馬たちはこれを目印に相手が刺客であることを認識しているほか、「遊馬&アンナvs羽原夫妻」戦でも指摘されている。
- 作中で多用されたカードだが、《RUM−七皇の剣》登場後にデュエルしたナッシュとメラグはこのカードを使用していない。
ドルベについては、海外版の「凌牙vsドルベ」戦にて初手に確認できるが使用しなかった。
- 作中ではこのカードの専用サポートカードとして、「カイトvsミザエル」戦(2回目)でミザエルが使用した通常罠《ニュートリノ・ダウジング》が登場している。
その効果は相手ターンに相手がエクシーズ召喚した場合、自分フィールドのギャラクシーアイズのエクシーズ素材1つを取り除き、このカードをデッキから墓地へ送り、このカードの発動時の効果を発動するというものだった。
- 逆にこのカードを含む「バリアン」カテゴリのメタカードとして、「遊馬vsベクター」(2戦目)にてベクターが使用した通常罠《バリアン・ボム》が存在し、そのイラストに描かれている。
- アニメでの「バリアン」の綴りは「Varian」だった(真月が遊馬に渡したバリアン警察手帳で確認できる)。
だが、このカードの英語名では「Barian」となっている。
- Dチーム・ゼアルではこうした設定は反映されておらず、普通の魔法カードとして扱われている。
このため、バリアンの一員であるアリトやナッシュ(凌牙)のみならず、遊馬もこのカードを使用している。
- コナミのゲーム作品において―
TAG FORCE SPではバリアン七皇と小鳥のデッキに投入されており、このうち小鳥、ギラグ、アリトには専用台詞が存在する。
关联卡片
- RUM
- CNo.
- CX
收录情况
- LORD OF THE TACHYON GALAXY LTGY-JP060 Ultra,Ultimate
FAQ
このカードの裁定に関しては、RUMも参照。
Q:エクシーズ素材を移動する処理は、特殊召喚の処理の後に発生する扱いですか?
A:はい、そうです。
そのため移動する処理を行った場合《奈落の落とし穴》は発動できません。(13/02/16)
Q:エクシーズ素材を移動する処理は、相手フィールドにエクシーズ素材が存在する場合、必ず行いますか?
A:はい、必ず行います。(13/02/28)
Q:このカードの効果で特殊召喚に成功した時、エクシーズ素材を移動する処理を行わなかった場合、《奈落の落とし穴》を発動できますか?
A:はい、発動できます。(13/02/17)
Tag: 《RUM−バリアンズ・フォース》 魔法 通常魔法 RUM
