(てん)よりの宝札(ほうさつ)/Card of Sanctity》

通常魔法
(1):自分の手札・フィールドのカードを全て除外して発動できる。
自分は手札が2枚になるようにデッキからドローする。

 THE LOST MILLENNIUMで登場した通常魔法。
 コストとして発動したこのカードを除く自分の手札・フィールドのカードを全て除外し、手札が2枚になるようにドローする効果を持つ。

 発動コストが非常に重く、手札かフィールドに3枚以上のカードが存在するときに発動するとディスアドバンテージを負ってしまう。
 除外するカードが1枚だけの場合なら2:2交換となるため、ディスアドバンテージのない手札交換となる。
 一応、特に意味もなくフィールドに残った《リビングデッドの呼び声》や、除外して意味のある《異次元の偵察機》などをコストにすればアドバンテージにはなる。
 しかしながら、そういった状況を狙って作るのは難しく、数あるドローカードの中でも極めて使いにくい部類と言わざるをえない。

 ドローよりは除外アドバンテージの獲得を意識した方が良い。
 【サンダー・ドラゴン】では除外されたサンダー・ドラゴンらの発動トリガーとなりつつドローできるため、状況次第では大きなアドバンテージを稼げる。
 《エクシーズ・ディメンション・スプラッシュ》を能動的に発動できる数少ないカードだが、特殊召喚したいモンスターをドローして不発になる可能性もある。
 何よりも手札事故の危険性が高すぎて他のカードを使った方が無難なので、(登場した頃よりはマシだが)やはり使い所に困るカードと言わざるを得ない。

  • 【トランス】対策として使える。
    除外は効果ではなくコストのため、無効化されないためである。
    しかしロックを打破できるとはいえ、リソース喪失が甚だしいので対策としては心細い。
  • 一応、《D−HERO ダイヤモンドガイ》の効果を利用して効果の発動すれば、前半のコストを無視できる。
    だがその場合でも手札が0〜1枚でないと意味がなく、2枚以上手札がある場合は発動すらできない。(11/09/19)
    同じ条件で確実にドローを行える上に、単体でシナジーまである《デステニー・ドロー》や《終わりの始まり》の方が優先される。
  • 「手札またはフィールドの一方に他のカードがあれば発動できる」裁定である。(14/08/28)
    以前は、「その両方にカードがなければ発動できない」という裁定の時期もあった。
  • ザ・ヴァリュアブルブック8には「手札と場になにもないときに使おう」と書いてある。
    もちろんその状況ではコストが払えないので発動できない。
  • 原作・アニメにおいて―
    原作「バトルシティ編」の「闇バクラvs闇マリク」戦、「闇遊戯vs闇マリク」戦にていずれも闇マリクが使用。
    大量ドローで前者では《ラーの翼神竜》を、後者では《死者蘇生》のサーチ・サルベージカードを手札に呼び込もうとした。
    戦いの儀の「遊戯vsアテム」戦では遊戯が使用し、相手にドローさせるデメリットを《サイレント・マジシャン》の効果と合わせて逆利用し、デュエルと物語に終止符を打った。
    アニメDMでは登場頻度が増えており、闇遊戯(アテム)・舞・ビッグ5・グリモが、更に劇場版ではペガサスが使用しており、作品世界でも多用されているドローカードとなっている。
    特に「闇遊戯vs乃亜」戦では、絶体絶命の場面で《青眼の白龍》2枚・《死者蘇生》・《融合》・《融合解除》・通常魔法《速攻》をドローし、総攻撃力13500の猛攻による大逆転に繋げた切り札となった。
    この際、闇遊戯の心の部屋に集った仲間たちからメッセージと共に1人1枚ずつカードを手渡される演出が見られた。
  • 原作での効果は「互いのプレイヤーは手札が6枚になるようにカードを引く」というものだった。
    相手にもドローさせることがデメリットと言えなくもないが、このカードを発動した時点で相手にターンが移るかどうかは疑わしい。
    • ただし、原作のスーパーエキスパートルールでは「手札から召喚・発動・セットできるモンスター・魔法・罠はそれぞれ1ターンに1枚まで」というルールがある。
      つまりこのカードを手札から発動する場合、同一ターンに他の魔法カードを手札から発動・セットできず、発動前に手札を減らす事も難しい。
      そのため、OCGルールで考えた場合ほどの性能を持っているわけではない。
  • 一方、アニメ版ではOCGルールに従っていたため上記の制約が無い正真正銘のパワーカードである。
    現に上記の「闇遊戯vs乃亜」戦では手札からの魔法カードの連発により、相手にターンを回さずに発動ターンにケリをつけている。
    その性能から、海馬からは「最強の手札増強カード」と評されている程である。
  • このようなパワーカードだったが、OCGでは大幅に弱体化してしまい、殆ど使い道が無い惨憺たる姿である。
    同じく原作でパワーカードだった宝札の《命削りの宝札》は第9期にOCG化されたが、あちらは準制限カードの指定経験もある程の活躍を見せており雲泥の差である。
  • アニメDMでは「闇遊戯vs海馬」戦(バトルシティ編)・「遊戯vsアテム」戦で速攻魔法《魔法の教科書》の効果によりバトルフェイズに発動されている。
    前者では手札枚数で攻撃力が決まる《オシリスの天空竜》、後者では相手のドロー枚数で攻撃力が上がるサイレント・マジシャンが攻撃された時に使い、手札増強カードでありながらコンバットトリックに使われている。
    後者のサイレント・マジシャンとのコンボは《サイレント・バーニング》を使うことで(微妙に挙動は違うが)OCGでも疑似的に再現できる。
  • 遊戯王Rでも闇遊戯が使用している。
    原作の世界を継承しているので、もちろん原作効果での登場である。
  • アニメGXでは、「十代vs神楽坂」戦で神楽坂が、「十代vs遊戯」戦では遊戯が原作・アニメ効果で使用している。
    後者の放送時では既にOCG化されていたのだが、時間軸がアニメDMの頃なのでアニメ効果のままにしたのだろう。
  • 漫画GX読切の「十代vs紅葉」戦では、原作・アニメ版のこのカードと全く同じ効果を持つ魔法カード《デュエル》が登場している。
    既にOCG化されて久しいためか、こちらとの混同を避けて別のカードを使わせたものと思われる。
  • コナミのゲーム作品において―
    デュエルリンクスで闇遊戯が使用するスキルに同名のものがある。
    こちらは《オシリスの天空竜》を召喚したターンのエンドフェイズ時、お互いの手札が6枚になるようにドローするスキルであり、このカードの原作の効果に近い。

关联卡片

  • 宝札

收录情况

  • THE LOST MILLENNIUM TLM-JP037 Super,Ultimate
  • EXPERT EDITION Volume.3 EE3-JP217 Super
  • ストラクチャーデッキ−帝王の降臨− SD14-JP026
  • 決闘王の記憶−闘いの儀編− 15AY-JPC27 Ultra
  • MILLENNIUM BOX GOLD EDITION MB01-JP026 Millennium
  • ストラクチャーデッキ−武藤遊戯− SDMY-JP029

FAQ

Q:このカードに《連続魔法》をチェーンするとどうなりますか?
A:この場合、《連続魔法》の発動自体できません。
  《天よりの宝札》の発動コストで《連続魔法》が除外されているためです。

Q:手札またはフィールド上に他のカードが存在しない場合、このカードを発動する事はできますか?
A:はい、自分の手札または自分フィールドのいずれかにカードが存在していない場合でも発動する事ができます。
  ただし、自分の手札がこのカード1枚のみで自分フィールドにカードがない場合は発動できません。(14/08/28)

Q:自分の手札にカードが存在し、自分フィールド上にモンスタートークンが存在する場合、このカードを発動する事はできますか?
A:それらのカードをコストとして除外して発動する事が可能です。(09/11/02)

Q:自分フィールド上に存在するカードが、表側表示の《奇跡のジュラシック・エッグ》1体のみです。
  この時、このカードを発動できますか?
A:いいえ、発動できません。(12/03/18)

Q:《D−HERO ダイヤモンドガイ》の効果でデッキの一番上を確認したところ、このカードでした。
  次の自分のメインフェイズに手札が2枚以上ある場合、このカードの効果を発動できますか?
  できる場合、どのように処理しますか?
A:この場合、このカードの効果を発動し、ドローする事はできません。(11/09/18)


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