《ディメンション・ウォール/Dimension Wall》

通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。
この戦闘によって自分が受ける戦闘ダメージは、
かわりに相手が受ける。

 CYBERNETIC REVOLUTIONで登場した通常罠。
 自分の受ける戦闘ダメージを相手に移す効果を持つ。

 同系統の《魔法の筒》との相違点をまとめると以下の通り。

  • 長所
  • 短所
    • 直接攻撃された場合か自分のモンスターの攻撃力が0でなければダメージが劣る。
    • モンスターを戦闘破壊から守る事ができない。
    • 戦闘を行った扱いとなるため剣闘獣の効果の発動を許してしまう。
    • 戦闘ダメージであるが故に《トラゴエディア》の特殊召喚を許し、しかもバトルフェイズ中であるためそのまま追撃されてしまう。
    • 戦闘ダメージとして扱われるため、《和睦の使者》や《アルカナフォースXIV−TEMPERANCE》や《BK ベイル》の効果によってダメージを回避されてしまう。
    • 発動後に攻撃の巻き戻しが発生した場合、攻撃を中止されるとダメージを与えることができなくなる。

 概ね、対象をとる効果や罠に耐性を持つモンスターに対しても発動できる点で優れているが、モンスターを戦闘破壊から守れない点で劣る。
 この事から、基本的に直接攻撃されるタイミングで使用すべきで、直接攻撃を受けやすい性質を持つスピリットモンスター・光神機・《サイバー・ドラゴン》といったモンスター達と相性が良い。
 また、攻撃力の低いモンスターや貫通効果で超過した戦闘ダメージを移す目的でも使える。
 《グレイブ・スクワーマー》や《アステカの石像》との相性は悪くないものの、攻撃表示で出すのは不自然であるため相手には間違いなく警戒される。
 一応、相手の《お注射天使リリー》や《オネスト》の使用を牽制する事もできる。

 伏せ除去には弱いが、コントロールデッキやバーンデッキではパワーカードになる力を秘めている。
 とはいえ、大きな戦闘ダメージを受けるという本来ならば好ましくない状況でしか役に立たず、これを用いた戦術は相応のリスクを背負う。
 現在は伏せカードそのものが非常に除去されやすく、《魔法の筒》の制限解除からもそれが窺える。
 しかし現在はEmやDDD等の《魔法の筒》の天敵である効果ダメージメタをテーマに持つカテゴリが現れ、さらに近年のインフレによってマジェスペクター等を初めとする対象をとる(指定する)効果に対するメタや効果を受けない効果を持つカードも多くなっている。
 そのためダメージを目的とするならば《魔法の筒》よりも確実性が高くなってきている。
 それなりの採用率を誇る《禁じられた聖槍》には直接攻撃時はあちらよりも強いが、モンスター同士、特に攻撃力の差が800以下の時には弱い。
 また、対象に取れない《ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン》に有効であり、倍になった貫通ダメージがそのまま跳ね返るので強烈な地雷になり得る。
 ただし、《M・HERO 闇鬼》、《妖仙獣 鎌弐太刀》等の場合は、その効果の影響を受けて、このカードが与える反射ダメージの数値が変化しないことに注意。
 詳しくは戦闘ダメージのページ参照。

  • 2010年11月に公式サイトのワンプッシュ投票では《魔法の筒》と比較されたが、結果はやはりあちらが85%以上の支持を得て圧勝されている。
    しかしその後は上記のような利点が無視できなくなり、【チェーンバーン】が時折入賞する際にはこちらのみが採用される事が多くなっている。
    2017年の世界大会小学生の部で優勝した【チェーンバーン】にはこのカードが3枚投入されていた。
  • 左腕や頭髪の色等から、《荒野の女戦士》=《異次元の女戦士》という説も存在する。
    「マスターガイド2」のこのカードの解説では、両者が同一人物であるように説明されている。
  • 名前(ディメンション=次元)やイラストから除外と関係ありそうだが、効果そのものは全くない。
  • 原作・アニメにおいて―
    アニメ5D'sの「遊星vsジャン」戦において、ジャンがこのカードと類似した効果を持つ罠カード《リターン・ダメージ》を使用している。
    あちらは攻撃宣言時ではなくダメージ計算時に発動でき、その効果で発生するダメージは効果ダメージのため、遊星の《波動竜騎士 ドラゴエクィテス》の効果によりダメージは反射された。
    また漫画5D'sの「遊星vs骸骨騎士」(1戦目)において、遊星が自分のモンスターが存在する時のみ発動でき、戦闘破壊から守る事ができる罠カード《ジャンク・シールド》を使用している。
    また、アニメZEXALII(セカンド)の「遊馬vsアリト」(1戦目・2戦目)においては、《ジャンク・シールド》の効果に加え、更に自分ターンのバトルフェイズでも発動できる《バトル・ラッシュ》が登場している。
    また、ZEXALIIでは自分のモンスターの攻撃時にも使え、モンスターを戦闘破壊から守る事ができる上位互換である《神秘の鏡》が登場している。
  • コナミのゲーム作品において―
    DUEL TERMINALでは、第10弾からEXステージの龍可が使用。
    また、EXステージのイシズとオブライエンがデスティニースキャンに設定している。
    ライフ4000制のスピードデュエルでこのカードによる戦闘ダメージを受けると非常に危険である。
    相手からの戦闘ダメージを相手に与えるという効果のためか、WCSやタッグフォースなどでは反射ダメージとして扱われる。

关联卡片

  • 戦闘ダメージを相手に与えるカード

―イラスト関連

このカードを使用する代表的なデッキ

  • 【ウォールバーン】
  • 【スピリット】
  • 【フルバーン】

收录情况

  • CYBERNETIC REVOLUTION CRV-JP059 Rare
  • ストラクチャーデッキ−暗闇の呪縛− SD12-JP032
  • EXPERT EDITION Volume.4 EE04-JP059 Rare

FAQ

Q:《アマゾネスの剣士》の攻撃に対して《ディメンション・ウォール》を発動し、相手モンスターの攻撃力ないし守備力が高かった場合、戦闘ダメージはどちらのプレイヤーが受けますか?
A:《ディメンション・ウォール》を発動したプレイヤーから見て相手が戦闘ダメージを受けます。(09/04/06)

Q:《ディメンション・ウォール》発動後に巻き戻しが発生、同じモンスターで再度攻撃した際に《ディメンション・ウォール》の効果は適用されますか?
A:はい、適用されます。(08/02/01)

Q:相手フィールド上に《スピリットバリア》が存在しているときに、自分は《ディメンション・ウォール》を発動できますか?
A:いいえ、発動できません。
  なお、《ディメンション・ウォール》にチェーンして相手が《スピリットバリア》を発動した場合は自分も相手も戦闘ダメージを受けないという処理になります。(17/12/06)

Q:相手はこのターンに既に《和睦の使者》を発動しています。
  自分は《ディメンション・ウォール》を発動できますか?
A:いいえ、発動できません。(17/12/09)

Q:相手の《マジック・ストライカー》の攻撃宣言時にこのカードを発動できますか?
A:発動できます。(15/05/08)

Q:このカードの発動にチェーンして相手が《デモンズ・チェーン》を発動し、攻撃を無効にした場合、《ディメンション・ウォール》の効果は次の戦闘に持ち越されますか?
A:この戦闘とあるので、《ディメンション・ウォール》の効果が次の戦闘に持ち越される事はありません。(13/09/18)

Q:相手の《奇跡の軌跡》の効果を受けたモンスターが自分の攻撃表示モンスターを攻撃した際、《ディメンション・ウォール》を発動しました。 この場合、相手への戦闘ダメージは発生しますか?
A:ご質問の場合、自分が受ける戦闘ダメージは0ですので、《ディメンション・ウォール》を発動する事自体ができません。(17/05/24)

Q:自分の攻撃対象モンスターより攻撃力が低い相手モンスターの攻撃宣言時、《ディメンション・ウォール》を発動することは可能でしょうか?
A:ご質問の場合でも、自分は《ディメンション・ウォール》を発動できます。 (17/09/03)


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