万魔殿(パンディモニウム)悪魔(あくま)巣窟(そうくつ)−/Pandemonium》

フィールド魔法
「デーモン」という名のついたモンスターはスタンバイフェイズにライフを払わなくてよい。
戦闘以外で「デーモン」という名のついたモンスターカードが破壊されて墓地に送られた時、
そのカードのレベル未満の「デーモン」という名のついたモンスターカードを
デッキから1枚選択して手札に加える事ができる。

 闇魔界の脅威で登場したフィールド魔法。
 スタンバイフェイズでのデーモンのライフコストをなくす効果、戦闘以外でデーモンが破壊された場合に破壊されたモンスターのレベル未満のデーモンをサーチできる効果を持つ。

 専用サーチャーの《ジェネラルデーモン》でサーチでき、《地獄の番熊》で破壊耐性を付与できる。
 また、《デビルマゼラ》の特殊召喚にも必須となる。

 同じくデーモンをサポートするフィールド魔法である《伏魔殿−悪魔の迷宮−》と比較すると、こちらはデーモンに属さないという欠点がある。
 しかし、《ジェネラルデーモン》を経由することで、《トリック・デーモン》から間接的にサーチする事が可能である。
 デッキコンセプトに合わせて選択すると良いだろう。

 【デーモン】におけるこのカードのメリットは以下の通り。

  1. チェスデーモン系デーモンの維持ライフコストを無視できる。
  2. デーモンが効果で破壊された場合に、後続のデーモンをサーチできる。
  3. 墓地の《プリズンクインデーモン》の効果が利用でき、下級悪魔族を強化できる。

 チェスデーモン軸【デーモン】では、ライフコストを帳消しにできる有用なサポートカードとなる。
 また、《デスルークデーモン》とのコンボにより、効果破壊された《ジェノサイドキングデーモン》を繰り返し蘇生する事ができる。
 しかし、チェスデーモンは限定的な対象耐性を備えてはいるものの、全体的にステータスが低いので戦闘破壊されやすく、サーチ効果を活かし辛い。
 《プリズンクインデーモン》の強化効果も自分ターン限定であり、この弱点を補えるものではない。
 加えて、登場当初よりも遥かにインフレが進んだ現環境ではライフコストが問題になる可能性も低く、前述のコンボが主な用途になるだろう。

 現在の【デーモン】で採用するならば、サーチ効果がメインとなるだろう。
 特に、高レベルで妥協召喚効果を持つ《戦慄の凶皇−ジェネシス・デーモン》や、《デーモンの雄叫び》の自壊デメリットとは好相性である。
 また、《ヘル・エンプレス・デーモン》や《デーモンの騎兵》の破壊トリガーともシナジーがあり、サーチと同時に蘇生を行える。
 更に、《補給部隊》と併用すれば、大幅なハンド・アドバンテージの獲得も期待できる。
 《デーモンの将星》や《激流葬》の破壊効果を利用し、能動的に破壊しても良いだろう。
 戦闘破壊やバウンス・除外による除去に対応できない弱点も、自ら破壊する事である程度補える。

  • サーチ効果について
    • チェーンブロックを作る効果である。
  • 任意効果であるため、デーモンが破壊された後に別の処理が入る場合はタイミングを逃す。
  • 1つの処理で複数枚のデーモンが破壊された場合、サーチ効果は1回しか発動できない。
    例えば、《激流葬》等で2体のデーモンが同時に破壊された時でも、サーチできるのは1体だけである。
  • 上記のように複数種類のレベルのデーモンが同時に破壊された場合、破壊されたデーモンの中から好きなものを選んでサーチ効果を使える。(08/09/03)
    破壊された中で最もレベルの高いデーモンを選択することになるだろう。
  • 破壊され墓地へ送られる必要があるため、《奈落の落とし穴》で除外された場合は発動できない。
  • 装備カード状態のデーモンが破壊された場合は発動できない。
  • 「万魔殿(ばんまでん、パンディモニウム)」はミルトン著『失楽園』に登場する地獄の首都の名。
    ギリシア語の「pan」(すべての)と「daimonion」(悪魔)に由来し、「Pantheon」(パンテオン、万神殿、全ての神々)を意識した造語と考えられている。
    全体が金塊でできており、万単位の悪魔達をミクロサイズに収縮させて収納できるといわれている。
  • アニメARC-V第3話においてアクションフィールドの選択画面にあった1枚。
  • コナミのゲーム作品において―
    TAG FORCE4ではチームサティスファクション時代の鬼柳が使用する。
    アニメ本編の《ジェネラルデーモン》との関連から投入されたと思われる。
    専用ボイスも用意されており、スタッフの拘りが垣間見える。
  • TAG FORCE EVOLUTIONでは全体的に処理が重い。
    同様の立場のカードに《ハーピィの狩場》がある。

关联卡片

  • デーモン

―《万魔殿−悪魔の巣窟−》に関連する効果を持つカード

―イラスト関連

―《万魔殿−悪魔の巣窟》が描かれているカード

このカードを使用する代表的なデッキ

  • 【デーモン】

收录情况

  • 闇魔界の脅威 305-041
  • EXPERT EDITION Volume.1 EE1-JP256 Rare

FAQ

Q:相手プレイヤーは、このカードの効果を使えますか?
A:はい、使えます。(07/01/20)

Q:このカードが存在する時に、デーモンのライフコストを払うことはできますか?
A:はい、払うことができます。(08/07/21)

Q:自分フィールド上にレベル6とレベル4のデーモンがそれぞれ1体ずついるとします。
  このカードが存在する状態で《ライトニング・ボルテックス》等で同時に破壊され墓地へ送られた時、レベル5とレベル3のデーモンをそれぞれ手札に加える効果は発動できますか?
A:いいえ、この場合、破壊されたデーモンの中から1枚を自分が選択して、そのレベル未満のデーモンをデッキから1枚だけを手札に加えることができます。(09/09/07)

Q:ダメージステップ中にカードの効果でデーモンが破壊された場合、効果を発動できますか?
A:発動できます。(10/07/16)

Q:裏側表示のデーモンがカードの効果で墓地へ送られた時、効果を発動できますか?
A:はい、発動できます。(10/12/29)

Q:このカードが存在する時にスタンバイフェイズ中に《メンタルスフィア・デーモン》のサイキック族1体を対象にした魔法・罠カードの発動を無効にする効果を発動コストを払わずに発動できますか?
A:はい、スタンバイフェイズ中ならコストを払わずに発動する事もできます。(10/05/25)

Q:相手フィールド上に元々のコントローラーが自分のデーモンがいます。
  このカードが存在する状態でカードの効果で破壊され墓地へ送られた時、そのレベル以下のデーモンを手札に加えるプレイヤーはどちらですか?
A:自分が手札に加えることができます。(13/03/27)


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