《サンダー・ボルト/Raigeki》

通常魔法(制限カード)
(1):相手フィールドのモンスターを全て破壊する。

 STARTER BOXで登場した通常魔法。
 相手フィールドのモンスターを全て破壊する効果を持つ。

 全体除去魔法カードの元祖であり、コストや発動条件無しに1枚で全ての相手モンスターを破壊できる。
 《ブラック・ホール》と異なりこちらにモンスターがいても問題ないため、切り返しの局面だけでなく攻撃の起点としても使っていける。
 普通に使えば《ブラック・ホール》の上位互換なのだが、あちらは自分のモンスターを能動的に破壊するコンボに利用できる。
 また、下記の通り【魔鍾洞】に対してはフィールドリセットから自壊に持ち込めるあちらの方が効果的という事もあり、大局的に見ると相互互換と言える。

 ビートダウンを主軸とするデッキのほぼ全てに採用する意義はあり、1枚で戦局を変えられるパワーカードである。
 ただ、破壊耐性を持つモンスターに効かない点や、自分のターンにしか発動できない事が欠点として挙げられる。
 昨今の環境では破壊耐性持ちのモンスターもありふれており、相手にターンを渡す前に強固な布陣を整えてしまうデッキも多い。
 よって、それらに対してすぐに対応できるクイックエフェクトや、召喚自体を無効にするカウンター罠等の方が優先される傾向にある。

  • 制限カードが導入された1999年の最初の改訂で制限カードに指定された、制限カード第1号である。
    当時はあらゆるデッキに投入すべき必須カードであり、《ハーピィの羽根帚》と立て続けに発動して相手フィールドをガラ空きにする光景がよく見られた。
    また、禁止カードが導入された04/03/01に禁止カードとなった、禁止カード第1号でもある。
    地割れ》すら制限カードに指定されていた【除去ガジェット】全盛期には、このカードの制限復帰など到底考えられない事であった。
    しかし、その後環境は変化してデュエルの高速化が進み、モンスター効果による強力な除去が増えた事などにより、《ブラック・ホール》の規制も緩められていった。
    この様な流れもあり、TCG圏では14/10/01に制限復帰の処置となる。
    日本ではその後も中々解除されなかったが、19/04/01にて遂に制限復帰となった。
  • OCGにおける禁止指定を受けてから制限復帰に至る15年1か月という記録は歴代の最長記録である。
  • 復帰まで長い時間を要したカードだが、復帰後の環境における採用率は高いとは言い難い。
    例えば2019年の環境では、【オルフェゴール】・【サラマングレイト】・【サンダー・ドラゴン】等の効果破壊耐性持ちのモンスターを用いたデッキや戦術が主流となり活躍の機会は限られた。
    同年では【魔鍾洞】が地雷として活躍した事もあり、全体除去が欲しい場合でも《魔鍾洞》を自壊に持ち込める《ブラック・ホール》が優先されがちでもあった。
    ただ、刺さるデッキには有効なので、サイドデッキに《ライトニング・ストーム》等と一緒に採用されるケースは見られる。
  • 公式サイト内「キミはどっち派?」のコーナーでは、同じく制限カードである《死者蘇生》とで「どちらをデッキに入れるか」の投票が行われた(期間:19/03/29〜19/04/04)。
    結果はあちらに約7割の票を持っていかれている。
  • TCG圏ではOCGより4年半も早い復帰であったが、これは《大嵐》と《ハーピィの羽根帚》がいずれも禁止カードになっていた事が影響している。
    効率的な伏せ除去が難しく、このカードを無効にされる可能性や、このカードで相手モンスターを一掃した後の攻撃が通らない可能性がOCGよりも高かったのである。
    TCGとOCGが異なる方向性で環境のバランスを取っていた一例である。
  • 海外では2014年時点で制限復帰しており、日本でも制限改訂の度にそれを期待するプレイヤーが多かったため、長期間の禁止カードでありながら中古価格は高めであった。
    しかし、制限復帰とほぼ同時にSTARTER DECK(2019)において再録され、更に環境での採用率が伸び悩んだため、流通価格は落ち着いている。
  • 18/01/01に《ブラック・ホール》が制限解除された結果、禁止・制限カードが導入された最初の制限改訂で規制された3枚のカードの中では第10期終了時点で唯一規制が続いている。
    時の流れでルールや環境が大きく変化する中でも、一定の地位を保ち続けていると言える。
  • 元祖たるこのカードの存在からか、OCGにおいてモンスターを破壊する効果を持ったカードは雷をイメージしているカードが多い。
  • 英語名は「雷撃」のローマ字表記である。
    このカードに限らず、《サンダー・ブレイク》等一部のカードの英語名にも使われている。
  • 最初期のテキストは「相手モンスターを全て破壊する。」という曖昧なもの。
    相手のデッキや手札の中のモンスターも全て破壊できる、といわれることもあった。
  • 2019年7月25日に行われた「遊戯王OCG 10000種突破記念大投票」第1期投票では第4位にランクインした。
  • 原作・アニメにおいて―
    アニメ版「バトルシティ編」の「遊戯vs城之内(洗脳)」戦において城之内が使用。
    後攻1ターン目に発動して遊戯の壁モンスターを破壊し、《ワイバーンの戦士》での先制攻撃に繋げた。
    原作の同シーンで発動されたのは《ライトニング・ボルテックス》だったが、原作での効果はこのカードの効果と同じだったため、アニメではOCGに準拠させる形でこちらに差し替えられた。
    なお、原作の《ライトニング・ボルテックス》は海馬によってバトルシティにおける禁止カードであると言及されていたが、アニメではこのカードの使用に関しては何も言われていない。
  • アニメGXのカミューラが、このカードの効果に加えて、相手も含むデュエル中に使用したモンスターを召喚条件を無視して特殊召喚する、《幻魔の扉》を使用している。
    反則的に強力な効果を持つ分、「このカードの使用者が負けた場合、魂を幻魔に奪われる」という、生死に関わるリスクのあるカードだった。
    TAG FORCEシリーズでもオリジナルカードとして収録されているが、「幻魔に魂を奪われる」リスクの代わりに、発動ターンのエンドフェイズにライフが10分の1になる効果となっている。
  • アニメVRAINS第32話で島直樹が見ていたネットのハンドルネームの1つに「サンダー・ボトル」という名前が確認できる。
    他のハンドルネームが放送時の禁止カードの捩りであることを踏まえると、このカード名を捩ったものだろう。
  • コナミのゲーム作品において―
    真DMの初期デッキにはこちらか《ブラック・ホール》のどちらか1枚が含まれているが、攻略本ではこちらが出るまでわざわざリセットして粘る事を推奨している。
    魔法カードを使うとターンが終了してしまうこのゲームでは実際《ブラック・ホール》との使い勝手の差は大きく、こちらを引き当てておく事の重要性は高い。
  • WCS2009では、このカードを「ライディングデュエル」用に調整した、《Sp(スピードスペル)−サンダー・ボルト》がオリジナルカードとして登場する。
  • TAG FORCE 2および3では、「深淵からの訪問者」で100階に到達すると手に入る入手困難なカードの1枚である。
    6では、ブレオが使用するデッキ名がこのカードと同じだが、このカードは投入されていない。
  • フォルスバウンドキングダムでは、相手モンスター全員に大ダメージを与える強力な魔法として登場した。
  • デュエルリンクスでは「強力なカード」の一種であり、「デュエル開始時にランダムで強力なカードを1枚手札に加える」という効果を持つ対CPU戦限定のアイテム「エクストラカード」の対象となっている。

关联卡片

―相手フィールドのモンスターを全て破壊する効果を持つカード

―専用メタカード

―《サンダー・ボルト》が見られるカード

收录情况

  • STARTER BOX Super
  • 青眼の白龍伝説−LEGEND OF BLUE EYES WHITE DRAGON− LB-52 Super
  • STRUCTURE DECK−ペガサス・J・クロフォード編− PE-25
  • DUELIST LEGACY Volume.2 DL2-034 Super
  • BEGINNER'S EDITION 1 BE1-JP114 Ultra
  • BEGINNER'S EDITION 1(第7期) BE01-JP099 Ultra
  • STARTER DECK(2019) ST19-JP025 N-Parallel
  • デュエリストパック−レジェンドデュエリスト編5− DP22-JP000 Holographic
  • RARITY COLLECTION−PREMIUM GOLD EDITION− RC03-JP031 Super,Secret,Collectors

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