《ハリケーン/Giant Trunade》

通常魔法(禁止カード)
フィールド上の魔法・罠カードを全て持ち主の手札に戻す。

 Magic Ruler −魔法の支配者−で登場した通常魔法。
 フィールド上の魔法・罠カードを全て手札に戻す効果を持つ。

 《大嵐》と同様に相手のフィールド上の魔法・罠カードを空にすることができ、一撃を通すのには非常に有効である。
 相手の手札に戻した魔法・罠カードは次のターンに再びセットできるので、基本的にはディスアドバンテージとなるが、バウンスしたターンに勝利できれば気にならない。
 バウンスしたターンに勝利できなくても、本命となるモンスターを展開できれば十分役目は果たしたと言えるだろう。

 《大嵐》と比較すると、一長一短の関係にある。
 《大嵐》は破壊であり、一撃を通したい局面以外でも気軽に除去ができる反面、自分がカードをセットしていると使いづらく、《スターライト・ロード》などの破壊に対するメタカードもある。
 一方でこちらはバウンスであり、相手に次のターンを回すと再びセットされてしまうものの、自分がカードをセットしていても気兼ねなく使え、バウンスに対するメタカードは少ない。

 《大嵐》にない利用法として、自分のカードをバウンスすることで多くのコンボを起動させることができる。
 自分のフィールドに無意味に残った《リビングデッドの呼び声》をバウンスして再利用、《光の護封剣》をバウンスして有効期限を延ばし相手の攻撃を防ぐ、等が最も基本的なコンボだろう。
 効果を1ターンに1度しか使えない永続魔法、フィールド魔法、ペンデュラムモンスターを使いまわすといった方法でアドバンテージを得ることも可能。

  • 「相手に魔法・罠カードの再利用を許す」というデメリットは、環境が高速化し、1ターンキルの頻度が増すほど気にならないものとなる。
    このカードを発動したターンに勝負を決めてしまえば、そのデメリットも無意味となるためである。
    そうなると上記のようにバウンスであり無効化されにくく、アドバンテージを稼げるコンボが多いというメリットがある分、1ターンキルの横行する環境では《大嵐》よりも強力なカードとして見られやすい。
  • 10/09/01以降、魔法・罠カードの全体除去を行える魔法カード(《大嵐》・《ハリケーン》・《ハーピィの羽根帚》)はいずれか1枚しか投入できない状況が続いている。
    これら3枚のうち、このカードのみ使用可能な環境はブラフセットへの抑止力が低いため、「先攻ゲー」となりやすい欠点がある。
    現在は《大嵐》とこのカードが禁止カード、最もデメリットは小さいがコンボ性も低い《ハーピィの羽根帚》が制限カードという状況で落ち着いている。
  • 06/09/01にて、準制限カードとなった。
    その後、07/03/01にて、制限カードに制限強化された。
    大嵐》が禁止カードとなった後は、その代役としての役割も果たしてきたが、11/09/01にて、その《大嵐》との入れ替えで禁止カードに指定された。
  • 登場から禁止カードになるまでの期間は11年4ヶ月と、《大嵐》を上回る最遅記録である。
    その後、この記録は《血の代償》に更新されている。
  • BEGINNER'S EDITION 1(第7期)ではリニューアル前のレアからウルトラレアに格上げされた。
  • 「ハリケーン(Hurricane)」とは、大西洋等の海で発生する熱帯低気圧の中で、最大風速が毎時64ノット(74マイル, 119km)以上のものを指す。
    名前はスペイン語の「暴風の神(Huracan)」に由来する。
  • 英語名は《Giant Trunade》。
    「Hurricane」でなければ「Tornado(竜巻)」でもなく、スペルミスのようなカード名である。
  • 原作・アニメにおいて―
    「バトルシティ編」の「城之内vs梶木」戦において城之内が使用。
    梶木の戦術「シー・ステルスII」の鍵となる《》を手札に戻し、城之内を勝利へ導くキーカードとなった。
    「城之内vsリシド」戦では、デッキのほとんどを罠カードで構成しているリシドに対してこのカードを使って総攻撃を仕掛けようとするが、《アヌビスの裁き》(原作効果)に無効化されてしまった。
    この時、召喚前に発動しなかった理由は不明であり、モンスターとライフを余計に失っている。
  • 元々はOCGオリジナルカードであり、OCGから原作へと逆輸入されたカードのひとつ。
    原作ではレアリティの高い強力なカードとして扱われた。
    伏せ除去カードが少ない城之内のデッキでは、貴重なカードであった。
  • アニメGXの「十代vsカミューラ」戦にてカミューラが使用。
    十代の伏せカードを除去しつつ、永続魔法《ジェネシス・クライシス》を回収してその効果を2回使用するという戦術を見せた。
    カミューラは、そのターンでデュエルに決着をつけようとしたが、十代の伏せカードは手札に戻ることで効果が発動する罠カード《インシュランス》だったので、そのターンでは決着がつかなかった。
    また、「明日香vs万丈目」(1戦目)において万丈目も使用している。
    《秘めた思い》と《埋蔵金の地図》の効果発動のトリガーとなった。
    後の異世界編で行われたデュエル「ジムvs怒りの仮面」戦では、怒りの仮面が《怒りのアンカー・ナイト》のコストとして捨てている。
  • 「遊戯王R」の「城之内vsバンデット・キース」戦でも城之内が使用。
    邪神イレイザー》の攻撃力を下げるべく《カード・ヘキサチーフ》でフィールドに固定された伏せカードを回収しようとしたが、《魔法解除》に無効化された。
    彼曰く「切り札」らしい。
    「vsメンド・シーノ」戦では城之内が「《ハリケーン》が来ればいいんだが…」と内心呟いているが、結局同デュエル内で引くことはできなかった。
  • アニメZEXALにおける《針剣士》の効果名でもある。
  • アニメARC-Vではカード名の似たアクションマジック《マッド・ハリケーン》が登場している。
    効果は自分フィールドのカードを全てデッキに戻すという、《局地的大ハリケーン》に似たものになっており、イラストはこのカード同様顔のようなものが風を起こしている。
    またデニスがフィールド上にEmが存在する場合のみ発動できる完全下位互換の《エンタメイジ・ハリケーン》を使用している。
  • アニメVRAINS第32話で島直樹が見ていたネットのハンドルネームの1つに「針剣」という名前が確認できる。
    他のハンドルネームが放送時の禁止カードの捩りであることを踏まえると、このカード名を捩ったものだろう。
  • コナミのゲーム作品において―
    遊戯王オンラインでは、2008年1月4日の制限改訂で準制限カードに制限緩和されたが、後にまた制限強化されている。

关联卡片

―《ハリケーン》が見られるカード

收录情况

  • Magic Ruler −魔法の支配者− MR-48
  • STRUCTURE DECK−遊戯編− YU-46
  • STRUCTURE DECK−城之内編− JY-25
  • STRUCTURE DECK−ペガサス・J・クロフォード編− PE-33
  • DUELIST LEGACY Volume.1 DL1-037 Rare
  • STRUCTURE DECK−城之内編− Volume.2 SJ2-022
  • BEGINNER'S EDITION 1 BE1-JP032 Rare
  • ストラクチャーデッキ−アンデットの脅威− SD2-JP015
  • ストラクチャーデッキ−戦士の伝説− SD5-JP021
  • ストラクチャーデッキ−暗闇の呪縛− SD12-JP019
  • STARTER DECK(2007) YSD2-JP024
  • ストラクチャーデッキ−ロード・オブ・マジシャン− SD16-JP025
  • STARTER DECK(2009) YSD4-JP023
  • GOLD SERIES 2010 GS02-JP015 (Gold)
  • BEGINNER'S EDITION 1(第7期) BE01-JP028 Ultra
  • THE GOLD BOX GDB1-JP035 Gold

FAQ

Q:発動した《ハリケーン》も手札に戻しますか?
A:いいえ、発動した通常魔法カードは墓地へ送る事が確定しているため、この《ハリケーン》は墓地へ送られます。

Q:《ハリケーン》にチェーンして速攻魔法・通常罠を発動した場合、そのカードは手札に戻しますか?
A:いいえ、発動済みのカードは手札に戻しません。
  ただし、《リビングデッドの呼び声》等永続罠を発動した場合は場に残り続けるため、それらも手札に戻る事となります。


Tag: 《ハリケーン》 魔法 通常魔法