《人造人間 −サイコ・ショッカー/Jinzo》
効果モンスター 星6/闇属性/機械族/攻2400/守1500 (1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、 お互いにフィールドの罠カードの効果を発動できず、 フィールドの罠カードの効果は無効化される。
Curse of Anubis −アヌビスの呪い−で登場した闇属性・機械族の上級モンスター。
お互いの罠カードの発動を阻害し、効果を無効にする永続効果を持つ。
このカードがフィールドに存在する限り、お互いのプレイヤーはほぼ全ての罠カードを封殺されるので、その影響力は非常に大きい。
攻撃反応型罠カードだけでなく、《奈落の落とし穴》等の「召喚に成功した」時に発動する罠カードも封殺でき、フリーチェーンの罠カードも封じられる。
ただし自分も罠カードでこのカードを守れず、ステータスは上級モンスター相応であることもあり、近年の環境においてはモンスターによって容易に対処されやすい。
《リビングデッドの呼び声》等の蘇生罠カードとは相性が良い。
相手の罠カードの発動にチェーンして《リビングデッドの呼び声》等で特殊召喚すれば、その罠カードを不発にすることができる。
《リビングデッドの呼び声》でこのカードを蘇生している間に、《サイクロン》等で《リビングデッドの呼び声》が破壊されても、自壊効果は無効になるので、完全蘇生と同意義となる。
類似する効果を持つ《王宮のお触れ》と比較すると、罠カードとモンスターという種類の差からそれぞれの特徴が存在する。
《王宮のお触れ》は好きなタイミングで発動できるフリーチェーンカードであり、相手の罠カードを不発にし消耗させることに長けている。
逆にこのカードの召喚時は、《昇天の角笛》等で「召喚自体を無効にする」しか、このカードの罠カード封印効果を止めつつそのまま破壊することはできない。
類似する効果を持つものの特徴が異なるので、使用するデッキによってどちらを採用するか、もしくは両方とも採用するかが決まるだろう。
先出しの《スキルドレイン》に対しては、召喚後このカードに《禁じられた聖槍》を発動する事で、以後ずっと無効化し続ける事ができる。
- 《闇次元の解放》・《リビングデッドの呼び声》等、不完全蘇生カードとの関係について(07/04/28)
帰還した《人造人間−サイコ・ショッカー》を破壊されると、《闇次元の解放》は破壊される。
《人造人間−サイコ・ショッカー》が破壊された時点で「永続効果」が消滅し、その後で《闇次元の解放》の自壊処理が行われるからである。
後でバウンスして再利用する事もできないので、この事はしっかり覚えておきたい。
- 《闇次元の解放》は、途中で無効化されていたとしても「無効でなくなった後は関係が復活し、その後で処理がある場合は発生する」という事である。
ただし、無効化中にどちらかがフィールドを離れる・裏側表示になる等のケースは除く。
《リビングデッドの呼び声》のFAQにある《王宮のお触れ》に関するケースも参照する事。
- 「罠カードの効果を発動できず」とあるので、カードの発動だけでなく、フィールドに既に表側表示で存在する罠カードの効果の発動も不可能になる。
- フィールドの罠カードしか無効にできないため、《ブレイクスルー・スキル》《呪われた棺》などの墓地で発動する罠カードは無効にできない。
また、《王家の財宝》に関しても、フィールドを介さず手札から直接墓地に送る形での発動になるため、封じることはできない。
一方で本来手札から発動できる《デルタ・クロウ−アンチ・リバース》等は、発動するために一度フィールドを介する必要がある故に、手札から使用する際にも発動自体ができない。
- 環境において―
- 2000年9月にCurse of Anubis −アヌビスの呪い−で登場し、すぐに00/11/01で制限カード指定を受ける。
当時の上級モンスターとしては高いステータスと、その影響力の高いモンスター効果が注目を集めた結果である。
少し後に登場する帝や、貫通効果を持つ上級モンスターと共に、「上級モンスターの攻撃力は2400」というラインを作り出す。
そのため、《魂を喰らう者 バズー》・《冥界の魔王 ハ・デス》等の、これらを一方的に倒せる攻撃力は、それだけで一定の評価を得ていた。
また、攻撃力にばかり目が行きがちだが、《黒き森のウィッチ》でサーチでき、《月読命》には対処されない絶妙な守備力も評価を受けていた。
特に、後者は帝にもない利点である。
- 2000年9月にCurse of Anubis −アヌビスの呪い−で登場し、すぐに00/11/01で制限カード指定を受ける。
- 長い年月の後、07/09/01で、準制限カードに制限緩和される。
上級モンスターに限らず効果モンスターのモンスター効果が多様化し、攻撃力の高さよりもその汎用性が求められるようになる。
同時期には《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》も登場しており、このカードも含めた機械族の投入率は低くなっていた。
- そして、08/03/01で、遂に制限解除される。
シンクロモンスターを初め、様々な特殊召喚モンスターが登場し、かつて作り上げた攻撃力のラインもほとんど意味を成さないものとなってしまった。
- 現在のOCG環境では、相手ターンでも効果を発動できたり種々の耐性を持つ効果モンスターが増えたことに加え、デュエルのスピードも上昇しているためタイムラグのある罠カードの投入枚数が減りやすい傾向にある。
一方で《虚無空間》などの特殊召喚制限や、このカードと相性の良い《リビングデッドの呼び声》等の無効にしたい自分の罠カードも増えている。
人造人間のカテゴリ化によるサポートカードの登場もあり、かつてとは異なる新たな使い方で輝くモンスターとなっている。
第9期に入ってからはペンデュラム召喚の普及や【推理ゲート】のギミックが普及したことで特殊召喚しやすくなり、罠カードに弱い【インフェルノイド】や【ペンデュラム召喚】などに採用されることもある。
- ANNIVERSARY PACK・GOLD SERIES・20th ANNIVERSARY PACK 1st WAVEなど記念パックに収録されることが多いカードである。
原作でもOCGでも人気と実力を兼ね備えていたカードであることの証明といえる。
- 英語名は「Jinzo」。
一見すると安直な名称だが、英語で「サイコ(Psycho)」は精神疾患を表すスラングを含む語なので、それによる海外での規制を回避するためだろう。
だが、そのシンプル且つ覚えやすい名前ゆえ、日本でも愛称として使用される事もある。
- Vジャンプによるレジェンドモンスター総選挙の投票結果では、全20体中18位だった。
- 2019年7月26日に行われた「遊戯王OCG 10000種突破記念大投票」第2期投票では第6位にランクインした。
- 原作での元々の使い手の「サイキック・パワーデッキ(エスパーデッキ)」における切り札であったことから、「OCG化がもっと遅ければ(またはサイキック族が初期から存在していれば)サイキック族になっていたかもしれない」と言われるカードの1枚である。
だが、このカードは機械族を強化する効果を持つ《百機夜工》のイラストに登場しており、「機械族代表」としての存在感も強い。
- 原作・アニメにおいて―
「バトルシティ編」においてエスパー絽場が使用する、「サイキック・パワーデッキ(エスパーデッキ)」における切り札。
同時に彼のアンティカードでもあり、「城之内vs絽場」戦で初登場。
《精神操作》と《洗脳−ブレインコントロール》でコントロール奪取した《ワイバーンの戦士》と《ランドスターの剣士》を生け贄として召喚され、《落とし穴》(アニメでは《串刺しの落とし穴》)を破壊して城之内を一気に追い詰める事に成功する。
だが、城之内の《ルーレット・スパイダー》で攻撃対象をランダムに変更されてしまい、《魔鏡導士リフレクト・バウンダー》と相打ちになって破壊された。
アニメではこの時のダメージにより絽場は敗北している。
その後、アンティ・ルールにより城之内に引き継がれ、彼の切り札として決勝トーナメントでは大活躍した。
攻撃名は「電脳 エナジーショック」、または「サイキック・ウェーブ」、効果名は「トラップ・サーチ」、アニメの初登場時では「トラップ・クラッシュ」とも。
- 原作では星7だったので生け贄召喚に必要な生け贄は2体だったが、「相手の罠のみを表裏問わず全て破壊」と、準ピーピング能力をも含んだ凶悪な効果だった。
アニメではOCGに準じてレベル6になったが、効果は回によって原作準拠だったりOCG準拠だったり統一されていなかった。
アニメでのレアリティはOCGに存在しないレアである(ただし、シークレットレアの表現の問題の可能性もある)
- アニメオリジナルの「乃亜編」では、ビッグ5の1人、ビッグ5こと海馬瀬人の元側近大門小五郎の仮の姿、及びそのデッキマスターとして登場した。
原作効果がデッキマスター能力となっており、《王宮の勅命》と合わせて海馬の魔法・罠カード両方を封じる戦術をとった。
バトルシティ後に公園でデュエルする子供、「KCグランプリ編」のデュエルコンピューターも使用した。
- 遊戯王Rの「城之内vsメンド・シーノ」戦においても、原作準拠の能力で登場。
罠カード《強制回収》を破壊したが、次のターンに自身の効果により攻撃力が上がった《デスサイズ・キラー》に戦闘破壊される。
その直後に《時の機械−タイム・マシーン》により蘇生され、《右手に盾を左手に剣を》とのコンボにより《デスサイズ・キラー》を撃破。
次のターンに《ガード・マンティス》を戦闘破壊してフィニッシャーとなった。
- アニメGXではこのカードの精霊が登場、自身を切り札とするデッキで十代とデュエルしている。
《怨念のキラードール》と《エクトプラズマー》や、自身と《リビングデッドの呼び声》などのコンボを多用した戦術を見せた。
また、ジェネックスの予選においては丸藤翔と対戦したレッド寮の生徒が使用し、翔を窮地に陥れている。
更に、4期では「サイバー流」への対抗勢力として「サイコ流」なるデッキ使い・猪爪誠が登場し、「サイコ流の申し子」であるこのカードを使用している。
- このキャラクターの声優を務めた鶴岡聡氏は、前作DMでビッグ2こと大瀧 修三(初代)等を、同作でドクター・コレクターの声を担当している。
- アニメ5D's第5期OPの冒頭部分で、このカードが登場している。
- アニメZEXAL
II 第92話では、学園祭の出し物「MonseterCafe」の中にある絵として登場した。
- アニメARC-Vの第126話において、赤馬零王がリアルソリッドビジョンに関する話をしている際の回想シーンで、その姿が登場している。
- アニメVRAINSの「スペクターvsライトニング」戦にて、ライトニングが使用した通常魔法《
裁きの剣 》のイラストに描かれている。
- 澤井啓夫氏の漫画『真説ボボボーボ・ボーボボ』でも劇中のキャラクターが変身した姿としてこのモンスターの姿が登場している。
なお、同作者の前作には《オシリスの天空竜》が登場している。
- コナミのゲーム作品において―
OCGより早くDM3で初登場。
この時はレベル6の機械族として登場し、結果OCG化される時もレベル6の機械族となった。
DM3・DM4では通常モンスターであり、テキストには「超能力を身に付けるため人間を捨てて生まれ変わった」とある。
DM7・DM8では、原作と同じく「相手の場の罠カードを全て破壊する」という効果を得た。
DM7では起動効果なので基本的に1度だけしか使用できないが、DM8では永続効果であり、場に出せば自分・相手ターンを問わず、相手の罠カードを破壊してくれる。
《激流葬》を3枚積みする決闘者が多い後半ではなかなか役に立つカード。
- フォルスバウンドキングダムでは、絽場の初期モンスターとして登場する。
しかし、体力中心の低成長型のために攻守の上がりが悪く、OCGとはうってかわって戦闘面にはあまり期待できない。
主に魔法を使ったサポートや、スペシャル攻撃「電脳 エナジーショック」で相手全体を混乱させる事に使われる。
- 遊戯王オンラインでは、2006年10月適用の禁止・制限で禁止カードに指定されていた。
これによって、遊戯王オンラインでは【ロックバーン】が流行し、ビートダウン志向のプレイヤーを苦しめた。
- デュエルリンクスでもエスパー絽場が使用し、専用ボイスとムービーも存在する。
また絽場はこのカードに関連するスキル「サイコデッキ猛攻」「トラップサーチ能力」を使用できる。
- 期間限定イベントでのCPU専用スキルとして、このカードをフィールドに出現させる「トラップサーチ」・「力を借りるぜ!」が存在する。
前者は「決闘年代記 バトル・シティ開幕!!」でのエスパー絽場Lv.40が、後者は「タッグデュエルトーナメント」のHARDでプレイヤーとタッグとなる城之内が使用する。
关联卡片
- 人造人間
―サポートカード
- 《電脳エナジーショック》
- 《電脳増幅器》
―類似効果
- 《黒の魔法神官》
―《人造人間−サイコ・ショッカー》の姿が見られるカード
このカードを使用する代表的なデッキ
- 【お触れビート】
收录情况
- Curse of Anubis −アヌビスの呪い− CA-00 Secret,Parallel
- STRUCTURE DECK−城之内編− JY-06
- DUELIST LEGACY Volume.1 DL1-090 Ultra,Parallel
- STRUCTURE DECK−城之内編− Volume.2 SJ2-009
- 天空の聖域 308-057 Ultimate
- BEGINNER'S EDITION 1 BE1-JP067 Ultra
- GOLD SERIES GS01-JP004 (Gold)
- ANNIVERSARY PACK YAP1-JP008 Ultra
- BEGINNER'S EDITION 1(第7期) BE01-JP062 Ultra
- THE GOLD BOX GDB1-JP004 Gold
- デッキカスタムパック01 DC01-JP014 (N-Parallel,Parallel)
- デュエリストパック−決闘都市編− DP16-JP026 Super
- 20th ANNIVERSARY PACK 1st WAVE 20AP-JP016 N-Parallel
FAQ
Q:《人造人間−サイコ・ショッカー》の召喚に対し、《落とし穴》は発動できますか?
A:いいえ、召喚に成功した時点で永続効果が適用されるので、《落とし穴》は使えません。
《激流葬》等、他の召喚反応型通常罠も同様です。
Q:《人造人間−サイコ・ショッカー》の召喚に対し、《神の宣告》《神の警告》は発動できますか?
A:召喚を無効にするカウンター罠は、召喚自体をなかった事とするため、《神の宣告》《神の警告》は使えます。
召喚に成功しなければ、このカードの永続効果は適用されません。
Q:相手が《闇次元の解放》で、《人造人間−サイコ・ショッカー》を対象に指定しました。
《闇次元の解放》の発動に対し、《砂塵の大竜巻》は発動できますか?
A:はい、《闇次元の解放》を発動した時点では、まだ《人造人間−サイコ・ショッカー》はフィールドに特殊召喚されていません。
よって、永続効果は適用されず、《砂塵の大竜巻》は発動でき、《闇次元の解放》は不発となります。
Q:《スキルドレイン》の発動にチェーンして、このカードを蘇生した場合、どうなりますか?
A:《人造人間−サイコ・ショッカー》が先にフィールドへと存在する扱いになるため、《スキルドレイン》は無効化されます。
Q:このカードに、《天罰》で対応できますか?
A:いいえ、できません。
《人造人間−サイコ・ショッカー》の効果は永続効果であり、《天罰》は永続効果に対して発動できません。
Q:《闇次元の解放》で《人造人間−サイコ・ショッカー》を帰還させた後に、《風帝ライザー》で《闇次元の解放》をバウンスしました。
《人造人間−サイコ・ショッカー》は破壊されますか?
A:いいえ、されません。(09/01/31)
Q:《人造人間−サイコ・ショッカー》がフィールドに表側表示で存在する時、すでに表側表示で存在する《血の代償》・《強制終了》等の効果の発動をする事ができますか?
A:発動できません。(09/11/12)
Q:《人造人間−サイコ・ショッカー》が装備カードになっている時、罠カードを発動できますか?
A:できます。(10/05/07)
Q:《人造人間−サイコ・ショッカー》が裏側守備表示で存在するときに《カオス・インフィニティ》を発動しました。
《人造人間−サイコ・ショッカー》の永続効果の適用タイミングや《カオス・インフィニティ》の効果処理はどのようになりますか?
A:この場合、《カオス・インフィニティ》の効果処理を終えた後に、《人造人間−サイコ・ショッカー》の効果が適用されます。(13/02/20)
Q:《リミッター・ブレイク》の墓地で発動する罠カードを無効にできますか?
A:いいえ、発動も効果も無効化する事ができません。(13/03/30)
Q:このモンスターが存在する時、《真竜拳士ダイナマイトK》の効果はどうなりますか?
A:デッキから永続罠を発動することができないため、必ず手札に加えることになります。(18/12/13)
Q:このモンスターが存在する時、《幻煌龍の浸渦》を手札から発動することはできますか?
A:いいえ、《人造人間−サイコ・ショッカー》がフィールドに存在する場合、《幻煌龍の浸渦》を手札から発動することはできません。(18/12/13)
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